PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午前 第65問

生理学第55回午前

第55回 理学療法士国家試験 午前 第65問(生理学)の正答は 2・4 です。凝固の最終段階では、プロトロンビン(第Ⅱ因子)が活性化されてトロンビンになり、トロンビンがフィブリノゲン(第Ⅰ因子)をフィブリンに変えて血餅をつくる。

問題
血液凝固因子はどれか。2つ選べ。
  1. 1. アルブミン
  2. 2. トロンビン ✓
  3. 3. ヘモグロビン
  4. 4. フィブリノゲン ✓
  5. 5. エリスロポエチン

正答:2・4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 74.1%参考値

27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2・4番 — トロンビン・フィブリノゲン

凝固の最終段階では、プロトロンビン(第Ⅱ因子)が活性化されてトロンビンになり、トロンビンがフィブリノゲン(第Ⅰ因子)をフィブリンに変えて血餅をつくる。この2つが凝固カスケードの中の物質である。


【各選択肢の解説】

1. アルブミン
❌ 誤り。アルブミンは肝臓で合成される血漿タンパク質で、膠質浸透圧の維持と物質の運搬を担う。正しくは凝固因子ではない。
2. トロンビン
✅ 正しい。トロンビンは第Ⅱ因子(プロトロンビン)の活性型で、フィブリノゲンをフィブリンに変換し、第ⅩⅢ因子なども活性化する。
3. ヘモグロビン
❌ 誤り。ヘモグロビンは赤血球内で酸素を運ぶタンパク質である。正しくは酸素運搬の分子で、凝固因子ではない。
4. フィブリノゲン
✅ 正しい。フィブリノゲンは第Ⅰ因子で、トロンビンによってフィブリンになり、網目を作って血餅の骨格となる。
5. エリスロポエチン
❌ 誤り。エリスロポエチンは主に腎臓で産生され、骨髄での赤血球産生を促すホルモンである。正しくは造血因子で、凝固因子ではない。

【試験対策ポイント】

  • 最終共通経路:プロトロンビン(Ⅱ)→ トロンビン → フィブリノゲン(Ⅰ)→ フィブリン
  • ビタミンK依存性凝固因子=Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ(ワルファリンはこれらの合成を妨げる)
  • アルブミン(膠質浸透圧)・ヘモグロビン(酸素運搬)・エリスロポエチン(赤血球産生)は凝固と別の役割
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それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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