第55回 理学療法士国家試験 午前 第66問
生理学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第66問(生理学)の正答は 1 です。排便を「意識して我慢する・出す」のは外肛門括約筋(骨格筋)の働きで、これを支配する体性神経が陰部神経(S2〜S4)である。
問題
排便の随意的な制御に関わるのはどれか。
- 1. 陰部神経 ✓
- 2. 下殿神経
- 3. 下腹神経
- 4. 骨盤神経
- 5. 閉鎖神経
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.5%やさしい
34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 陰部神経
排便を「意識して我慢する・出す」のは外肛門括約筋(骨格筋)の働きで、これを支配する体性神経が陰部神経(S2〜S4)である。内肛門括約筋と直腸は自律神経支配で、意思では動かせない。
【各選択肢の解説】
1. 陰部神経
✅ 正しい。陰部神経は外肛門括約筋と骨盤底筋を支配する体性運動神経である。骨格筋なので随意に収縮・弛緩でき、便意を我慢できる。
✅ 正しい。陰部神経は外肛門括約筋と骨盤底筋を支配する体性運動神経である。骨格筋なので随意に収縮・弛緩でき、便意を我慢できる。
2. 下殿神経
❌ 誤り。下殿神経は大殿筋を支配する運動神経である。正しくは股関節伸展に関わる神経で、排便の制御には関わらない。
❌ 誤り。下殿神経は大殿筋を支配する運動神経である。正しくは股関節伸展に関わる神経で、排便の制御には関わらない。
3. 下腹神経
❌ 誤り。下腹神経は交感神経で、内肛門括約筋を収縮させて蓄便に働く。正しくは不随意の自律神経で、随意制御には関わらない。
❌ 誤り。下腹神経は交感神経で、内肛門括約筋を収縮させて蓄便に働く。正しくは不随意の自律神経で、随意制御には関わらない。
4. 骨盤神経
❌ 誤り。骨盤神経は副交感神経(S2〜S4)で、直腸を収縮させ内肛門括約筋を弛緩させる。正しくは排便反射を起こす不随意の神経である。
❌ 誤り。骨盤神経は副交感神経(S2〜S4)で、直腸を収縮させ内肛門括約筋を弛緩させる。正しくは排便反射を起こす不随意の神経である。
5. 閉鎖神経
❌ 誤り。閉鎖神経は大腿内側の内転筋群を支配する神経である。正しくは股関節内転に関わる神経で、排便とは関係しない。
❌ 誤り。閉鎖神経は大腿内側の内転筋群を支配する神経である。正しくは股関節内転に関わる神経で、排便とは関係しない。
【試験対策ポイント】
| 神経 | 種類 | 作用 |
|---|---|---|
| 陰部神経 | 体性(S2〜S4) | 外肛門括約筋の収縮=随意的な我慢 |
| 骨盤神経 | 副交感(S2〜S4) | 直腸収縮・内肛門括約筋弛緩=排便 |
| 下腹神経 | 交感 | 内肛門括約筋収縮=蓄便 |
排尿も同じ構図で、随意制御は陰部神経(外尿道括約筋)。
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