第55回 理学療法士国家試験 午前 第96問
神経内科学第55回午前
第55回 理学療法士国家試験 午前 第96問(神経内科学)の正答は 4 です。てんかんは病因により、脳に明らかな病変がなく素因が関与する特発性と、脳腫瘍・頭部外傷・脳血管障害など原因となる病変のある症候性に分けられてきた(ILAE 1989年分類)。
問題
てんかんで正しいのはどれか。
- 1. 遺伝素因はない。
- 2. 意識障害が必発する。
- 3. 高齢発症は稀である。
- 4. 病因は特発性と症候性に分けられる。 ✓
- 5. 我が国の患者は約10万人と推定されている。
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 86.4%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 病因は特発性と症候性に分けられる。
てんかんは病因により、脳に明らかな病変がなく素因が関与する特発性と、脳腫瘍・頭部外傷・脳血管障害など原因となる病変のある症候性に分けられてきた(ILAE 1989年分類)。
【各選択肢の解説】
1. 遺伝素因はない。
❌ 誤り。特発性てんかんでは遺伝素因が関与する。正しくは遺伝素因が関与するものがある。
❌ 誤り。特発性てんかんでは遺伝素因が関与する。正しくは遺伝素因が関与するものがある。
2. 意識障害が必発する。
❌ 誤り。単純部分発作(焦点意識保持発作)のように意識が保たれる発作がある。正しくは、意識障害を伴わない発作型もある。
❌ 誤り。単純部分発作(焦点意識保持発作)のように意識が保たれる発作がある。正しくは、意識障害を伴わない発作型もある。
3. 高齢発症は稀である。
❌ 誤り。発症は乳幼児期と高齢期に多い。正しくは、脳血管障害などを背景に高齢発症は多い。
❌ 誤り。発症は乳幼児期と高齢期に多い。正しくは、脳血管障害などを背景に高齢発症は多い。
4. 病因は特発性と症候性に分けられる。
✅ 正しい。発作の原因となる脳病変が見つかるかどうかで分けられ、治療方針や予後の見通しに使われてきた。
✅ 正しい。発作の原因となる脳病変が見つかるかどうかで分けられ、治療方針や予後の見通しに使われてきた。
5. 我が国の患者は約10万人と推定されている。
❌ 誤り。てんかんの有病率は約0.5〜1%とされる。正しくは、わが国の患者は約100万人と推定されている。
❌ 誤り。てんかんの有病率は約0.5〜1%とされる。正しくは、わが国の患者は約100万人と推定されている。
【試験対策ポイント】
- 病因:特発性/症候性(ILAE 1989年分類)。ILAE 2017年分類では構造的・素因性(遺伝性)・感染性・代謝性・免疫性・病因不明の6つに改められた
- 発作:部分(焦点)発作/全般発作。意識が保たれる発作もある
- 発症年齢:乳幼児期と高齢期に多い
- 患者数:約100万人(有病率約0.5〜1%)
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