PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午後 第36問

理学療法評価学第55回午後

第55回 理学療法士国家試験 午後 第36問(理学療法評価学)の正答は 1 です。ポリオ後症候群(PPS)は急性灰白質炎(ポリオ)罹患後、安定期を経て数十年後に新たな筋力低下・筋萎縮・疲労などが出現する病態です。

問題
成人期に発症するポリオ後症候群のHalsteadらの診断基準にないのはどれか。
  1. 1. 感覚障害
  2. 2. 関節痛
  3. 3. 筋萎縮
  4. 4. 筋肉痛
  5. 5. 疲労

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 感覚障害

ポリオ後症候群(PPS)は急性灰白質炎(ポリオ)罹患後、安定期を経て数十年後に新たな筋力低下・筋萎縮・疲労などが出現する病態です。ポリオは前角細胞(運動ニューロン)障害のため、Halsteadらの診断基準に感覚障害は含まれません


【各選択肢の解説】

1. 感覚障害
✅ 正しい(=基準にない)。ポリオは運動ニューロン障害であり感覚は保たれます。診断基準に感覚障害は含まれません。
2. 関節痛
❌ 誤り(基準にある)。筋力低下による関節への負担で関節痛が生じ、診断基準に含まれます。
3. 筋萎縮
❌ 誤り(基準にある)。新たな筋萎縮の出現はPPSの主要症状で基準に含まれます。
4. 筋肉痛
❌ 誤り(基準にある)。筋肉痛も基準に含まれる症状です。
5. 疲労
❌ 誤り(基準にある)。過度の疲労(全身性・筋疲労)はPPSの中核症状で基準に含まれます。

【試験対策ポイント】

ポリオは前角細胞(運動ニューロン)の障害で、運動麻痺・筋萎縮を呈する一方、感覚は保たれるのが大原則。PPSではオーバーユースを避けた活動量管理が重要で、過用性筋力低下に注意します。「ポリオ=運動系のみ」を軸に感覚障害を除外する問題は頻出です。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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