第55回 理学療法士国家試験 午後 第37問
内科学・臨床医学第55回午後
第55回 理学療法士国家試験 午後 第37問(内科学・臨床医学)の正答は 4 です。血糖が下がると、血糖を上げるためにアドレナリンなどが分泌され、交感神経症状(発汗・動悸・手指の振戦・顔面蒼白)が先に出る。
問題
糖尿病患者において低血糖発作時にみられる症状はどれか。
- 1. 嘔吐
- 2. 胸痛
- 3. 口渇
- 4. 発汗 ✓
- 5. 腹痛
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.8%標準
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 発汗
血糖が下がると、血糖を上げるためにアドレナリンなどが分泌され、交感神経症状(発汗・動悸・手指の振戦・顔面蒼白)が先に出る。さらに下がると脳のブドウ糖が不足し、意識障害やけいれんに進む。
【各選択肢の解説】
1. 嘔吐
❌ 誤り。低血糖の典型的な症状ではない。正しくは、悪心・嘔吐は糖尿病ケトアシドーシスなど高血糖の急性合併症でみられる。
❌ 誤り。低血糖の典型的な症状ではない。正しくは、悪心・嘔吐は糖尿病ケトアシドーシスなど高血糖の急性合併症でみられる。
2. 胸痛
❌ 誤り。低血糖の典型的な症状ではない。正しくは、胸痛は狭心症・心筋梗塞など虚血性心疾患の症状で、糖尿病では痛みを感じにくい無痛性の心筋梗塞にも注意する。
❌ 誤り。低血糖の典型的な症状ではない。正しくは、胸痛は狭心症・心筋梗塞など虚血性心疾患の症状で、糖尿病では痛みを感じにくい無痛性の心筋梗塞にも注意する。
3. 口渇
❌ 誤り。高血糖で浸透圧利尿が起こり、水分が失われて出る症状である。正しくは、口渇・多飲・多尿は高血糖の症状である。
❌ 誤り。高血糖で浸透圧利尿が起こり、水分が失われて出る症状である。正しくは、口渇・多飲・多尿は高血糖の症状である。
4. 発汗
✅ 正しい。低血糖に反応して交感神経が興奮し、冷汗が出る。動悸・振戦とともに低血糖の早い段階の警告症状である。
✅ 正しい。低血糖に反応して交感神経が興奮し、冷汗が出る。動悸・振戦とともに低血糖の早い段階の警告症状である。
5. 腹痛
❌ 誤り。低血糖の典型的な症状ではない。正しくは、腹痛は糖尿病ケトアシドーシスでみられることがある。
❌ 誤り。低血糖の典型的な症状ではない。正しくは、腹痛は糖尿病ケトアシドーシスでみられることがある。
【試験対策ポイント】
| 段階 | 症状 |
|---|---|
| 交感神経症状(早期) | 発汗・動悸・手指振戦・顔面蒼白・不安感・空腹感 |
| 中枢神経症状(進行) | 集中力低下・異常行動・意識障害・けいれん |
| 高血糖の症状(逆) | 口渇・多飲・多尿 |
運動療法中の冷汗・手のふるえは低血糖を疑い、ブドウ糖を摂らせる。
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