第55回 理学療法士国家試験 午後 第44問
理学療法評価学第55回午後
第55回 理学療法士国家試験 午後 第44問(理学療法評価学)の正答は 2 です。急性期脳卒中の離床は、意識・神経症状・血圧・全身状態が安定しているかで判断する。
問題
急性期脳血管障害に対して、積極的に離床を行ってもよいのはどの場合か。
- 1. JCS3桁
- 2. 重度な運動麻痺 ✓
- 3. 神経症状の増悪
- 4. 収縮期血圧 220 mmHg
- 5. 重篤な全身性合併症
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 重度な運動麻痺
急性期脳卒中の離床は、意識・神経症状・血圧・全身状態が安定しているかで判断する。運動麻痺が重いこと自体は離床を控える理由にならず、廃用予防のためにむしろ早く離床を進める。
【各選択肢の解説】
1. JCS3桁
❌ 誤り。JCS 3桁は刺激しても覚醒しない重い意識障害で、積極的な離床の対象ではない。正しくは、離床開始の目安として意識障害がJCS 1桁程度であることが挙げられる。
❌ 誤り。JCS 3桁は刺激しても覚醒しない重い意識障害で、積極的な離床の対象ではない。正しくは、離床開始の目安として意識障害がJCS 1桁程度であることが挙げられる。
2. 重度な運動麻痺
✅ 正しい。麻痺の程度は全身状態の安定性を示す指標ではないため、他の条件が安定していれば離床を進めてよい。寝たきりのままだと廃用症候群・誤嚥性肺炎・深部静脈血栓症の危険が増す。
✅ 正しい。麻痺の程度は全身状態の安定性を示す指標ではないため、他の条件が安定していれば離床を進めてよい。寝たきりのままだと廃用症候群・誤嚥性肺炎・深部静脈血栓症の危険が増す。
3. 神経症状の増悪
❌ 誤り。神経症状の増悪は病巣の拡大や再発を示し、離床は控えて医師に報告する。正しくは、神経症状の増悪がないことを確かめてから離床を進める。
❌ 誤り。神経症状の増悪は病巣の拡大や再発を示し、離床は控えて医師に報告する。正しくは、神経症状の増悪がないことを確かめてから離床を進める。
4. 収縮期血圧 220 mmHg
❌ 誤り。著しい高血圧は出血・病巣拡大の危険があり、積極的な離床はしない。正しくは、血圧が管理目標の範囲に落ち着いてから離床を進める。
❌ 誤り。著しい高血圧は出血・病巣拡大の危険があり、積極的な離床はしない。正しくは、血圧が管理目標の範囲に落ち着いてから離床を進める。
5. 重篤な全身性合併症
❌ 誤り。重篤な合併症(心不全・重症感染症など)がある場合はその治療を優先する。正しくは、全身性合併症が安定してから離床を進める。
❌ 誤り。重篤な合併症(心不全・重症感染症など)がある場合はその治療を優先する。正しくは、全身性合併症が安定してから離床を進める。
【試験対策ポイント】
急性期脳卒中の離床で確かめる項目
- 意識障害が軽い(JCS 1桁程度)
- 神経症状の増悪がない
- 血圧が著しく高くない
- 重篤な全身性合併症がない
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