PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午後 第65問

理学療法評価学第55回午後

第55回 理学療法士国家試験 午後 第65問(理学療法評価学)の正答は 2・5 です。心室収縮期には房室弁(僧帽弁・三尖弁)が閉じ、動脈弁(大動脈弁・肺動脈弁)が開いて血液が駆出されます。

問題
心室収縮期に生じているのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 三尖弁開放
  2. 2. 僧帽弁閉鎖
  3. 3. 大動脈弁閉鎖
  4. 4. 肺動脈圧低下
  5. 5. 肺動脈弁開放

正答:2・5番

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解説
■ 正答:2番・5番 — 僧帽弁閉鎖/肺動脈弁開放

心室収縮期には房室弁(僧帽弁・三尖弁)が閉じ、動脈弁(大動脈弁・肺動脈弁)が開いて血液が駆出されます。


【各選択肢の解説】

1. 三尖弁開放
❌ 誤り。三尖弁(右房室弁)は収縮期には閉鎖します。開放するのは拡張期(充満期)です。
2. 僧帽弁閉鎖
✅ 正しい。収縮期初めに僧帽弁が閉じ、左室から左房への逆流を防ぎます(Ⅰ音)。
3. 大動脈弁閉鎖
❌ 誤り。大動脈弁は収縮期には開放します。閉鎖するのは収縮期終了時(Ⅱ音)です。
4. 肺動脈圧低下
❌ 誤り。収縮期に右室から血液が駆出されるため、肺動脈圧は上昇します。
5. 肺動脈弁開放
✅ 正しい。収縮期に右室圧が肺動脈圧を上回ると肺動脈弁が開き、血液が肺へ駆出されます。

【試験対策ポイント】

心周期と弁の開閉を時系列で押さえる。収縮期=房室弁(僧帽・三尖)閉鎖+動脈弁(大動脈・肺動脈)開放拡張期=房室弁開放+動脈弁閉鎖。心音は「Ⅰ音=房室弁閉鎖(収縮期開始)」「Ⅱ音=動脈弁閉鎖(収縮期終了)」。等容性収縮期は全弁閉鎖、駆出期は動脈弁のみ開放、と細分すると理解が深まります。収縮期に駆出される側の動脈圧(大動脈・肺動脈圧)は上昇する点も要注意です。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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