第55回 理学療法士国家試験 午後 第65問
生理学第55回午後
第55回 理学療法士国家試験 午後 第65問(生理学)の正答は 2・5 です。心室収縮期には、心室圧が心房圧を上回って房室弁(僧帽弁・三尖弁)が閉じ、続いて動脈圧を上回ると動脈弁(大動脈弁・肺動脈弁)が開いて血液が駆出される。
問題
心室収縮期に生じているのはどれか。2つ選べ。
- 1. 三尖弁開放
- 2. 僧帽弁閉鎖 ✓
- 3. 大動脈弁閉鎖
- 4. 肺動脈圧低下
- 5. 肺動脈弁開放 ✓
正答:2・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.3%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・5番 — 僧帽弁閉鎖・肺動脈弁開放
心室収縮期には、心室圧が心房圧を上回って房室弁(僧帽弁・三尖弁)が閉じ、続いて動脈圧を上回ると動脈弁(大動脈弁・肺動脈弁)が開いて血液が駆出される。
【各選択肢の解説】
1. 三尖弁開放
❌ 誤り。正しくは、三尖弁は収縮期には閉鎖しており、右室から右房への逆流を防ぐ。開放するのは拡張期(充満期)である。
❌ 誤り。正しくは、三尖弁は収縮期には閉鎖しており、右室から右房への逆流を防ぐ。開放するのは拡張期(充満期)である。
2. 僧帽弁閉鎖
✅ 正しい。収縮の始まりに左室圧が左房圧を上回って僧帽弁が閉じ、収縮期の間は閉じたままである(閉鎖音はⅠ音の成分)。
✅ 正しい。収縮の始まりに左室圧が左房圧を上回って僧帽弁が閉じ、収縮期の間は閉じたままである(閉鎖音はⅠ音の成分)。
3. 大動脈弁閉鎖
❌ 誤り。正しくは、大動脈弁は駆出期に開放している。閉鎖するのは駆出が終わる時点(Ⅱ音)で、拡張期の始まりにあたる。
❌ 誤り。正しくは、大動脈弁は駆出期に開放している。閉鎖するのは駆出が終わる時点(Ⅱ音)で、拡張期の始まりにあたる。
4. 肺動脈圧低下
❌ 誤り。正しくは、収縮期には右室から血液が駆出されるため、肺動脈圧は上昇する。
❌ 誤り。正しくは、収縮期には右室から血液が駆出されるため、肺動脈圧は上昇する。
5. 肺動脈弁開放
✅ 正しい。右室圧が肺動脈圧を上回ると肺動脈弁が開き、血液が肺動脈へ駆出される。
✅ 正しい。右室圧が肺動脈圧を上回ると肺動脈弁が開き、血液が肺動脈へ駆出される。
【試験対策ポイント】
| 時相 | 房室弁 | 動脈弁 |
|---|---|---|
| 等容性収縮期 | 閉 | 閉 |
| 駆出期 | 閉 | 開 |
| 等容性弛緩期 | 閉 | 閉 |
| 充満期 | 開 | 閉 |
Ⅰ音=房室弁閉鎖(収縮期の始まり)、Ⅱ音=動脈弁閉鎖(収縮期の終わり)。左右の弁は同じ時相で動く。
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