PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午後 第73問

運動学第55回午後

第55回 理学療法士国家試験 午後 第73問(運動学)の正答は 5 です。努力吸気では、横隔膜・外肋間筋に加え、胸郭を引き上げる呼吸補助筋(胸鎖乳突筋・斜角筋など)が動員される。

問題
努力吸気時に働く筋はどれか。
  1. 1. 腹横筋
  2. 2. 腹直筋
  3. 3. 外腹斜筋
  4. 4. 内腹斜筋
  5. 5. 胸鎖乳突筋 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 81%参考値

21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 胸鎖乳突筋

努力吸気では、横隔膜・外肋間筋に加え、胸郭を引き上げる呼吸補助筋(胸鎖乳突筋・斜角筋など)が動員される。腹筋群は腹圧を高めて横隔膜を押し上げる呼気側の筋である。


【各選択肢の解説】

1. 腹横筋
❌ 誤り。正しくは、腹横筋は腹圧を高めて横隔膜を押し上げる努力呼気の筋である。
2. 腹直筋
❌ 誤り。正しくは、腹直筋は胸郭を引き下げ腹圧を高める努力呼気の筋である。
3. 外腹斜筋
❌ 誤り。正しくは、外腹斜筋は腹圧を高め下位肋骨を引き下げる努力呼気の筋である。
4. 内腹斜筋
❌ 誤り。正しくは、内腹斜筋も腹筋群の一つとして努力呼気に働く。
5. 胸鎖乳突筋
✅ 正しい。頭部を固定した状態で胸骨・鎖骨を引き上げ、胸郭を挙上して胸腔を広げるため、努力吸気の補助筋として働く。

【試験対策ポイント】

区分主な筋
安静吸気横隔膜・外肋間筋
努力吸気上記+胸鎖乳突筋・斜角筋・大胸筋・小胸筋など
安静呼気肺・胸郭の弾性で受動的に起こる
努力呼気腹直筋・腹横筋・内腹斜筋・外腹斜筋・内肋間筋

頸部の筋=吸気、腹部の筋=呼気。COPDでは吸気補助筋の過活動がみられる。

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