第55回 理学療法士国家試験 午後 第80問
人間発達学第55回午後
Eriksonによる成人中期の心理的発達課題はどれか。
1. 勤勉性
2. 同一性
3. 親密性
4. 生殖性
5. 自我の統合
- 1. 勤勉性
- 2. 同一性
- 3. 親密性
- 4. 生殖性 ✓
- 5. 自我の統合
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — 生殖性
Eriksonの心理社会的発達理論において、成人中期(40~65歳頃)の発達課題は「生殖性(Generativity)vs 停滞性」です。次世代の育成や社会への貢献を通じて、自分の人生に意味を見出す時期とされています。
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【各選択肢の解説】
1. 勤勉性
❌ 誤り。これは児童期(6~12歳)の発達課題で、学習や技能習得を通じて有能感を獲得する時期です。
2. 同一性
❌ 誤り。これは青年期(12~18歳)の発達課題で、自己の役割や価値観を確立する時期です。
3. 親密性
❌ 誤り。これは初期成人期(18~40歳)の発達課題で、他者との親密な関係(恋愛・友情)を築く時期です。
4. 生殖性
✅ 正しい。成人中期の発達課題です。次世代の養育や指導、社会貢献を通じて充足感を得ます。
5. 自我の統合
❌ 誤り。これは老年期(65歳以上)の発達課題で、人生全体を受け入れ統合する時期です。
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【試験対策ポイント】
• Eriksonの8段階発達理論:各段階に対立する2つの課題(vs)が存在
• 成人中期(40~65歳)=生殖性 vs 停滞性
• 理学療法士・作業療法士の臨床では成人期患者への心理社会的支援が重要