PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第55回 理学療法士国家試験 午後 第93問

内科学・臨床医学第55回午後

第55回 理学療法士国家試験 午後 第93問(内科学・臨床医学)の正答は 5 です。多発性骨髄腫では骨髄腫細胞が破骨細胞を活性化して骨を溶かすため、血中にカルシウムが出て高カルシウム血症になる。

問題
多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか。
  1. 1. 貧血
  2. 2. 腎障害
  3. 3. 易感染性
  4. 4. 病的骨折
  5. 5. 低カルシウム血症 ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 51.9%参考値

27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 低カルシウム血症

多発性骨髄腫では骨髄腫細胞が破骨細胞を活性化して骨を溶かすため、血中にカルシウムが出て高カルシウム血症になる。低カルシウム血症は向きが逆で、特徴的ではない。


【各選択肢の解説】

1. 貧血
❌ 誤り(特徴的である)。骨髄で骨髄腫細胞が増えると正常な造血の場が奪われる。正しくは、貧血は多発性骨髄腫で特徴的にみられる所見である。
2. 腎障害
❌ 誤り(特徴的である)。尿中に出るBence Jones蛋白(免疫グロブリンの軽鎖)が尿細管を障害し、高カルシウム血症も腎を傷める。正しくは、腎障害は多発性骨髄腫で特徴的にみられる。
3. 易感染性
❌ 誤り(特徴的である)。骨髄腫細胞は単一の異常な免疫グロブリン(M蛋白)を作り、正常な免疫グロブリンは減る。正しくは、易感染性は多発性骨髄腫で特徴的にみられる。
4. 病的骨折
❌ 誤り(特徴的である)。溶骨性病変で骨がもろくなり、脊椎の圧迫骨折などが起こる。正しくは、病的骨折は多発性骨髄腫で特徴的にみられる。
5. 低カルシウム血症
✅ 正しい(=正答)。骨の破壊(骨吸収)が進むと骨からカルシウムが血中に出るため、起こるのは高カルシウム血症であり、低カルシウム血症は特徴的でない。

【試験対策ポイント】

多発性骨髄腫の主な臓器障害は CRAB で覚える。

  • C:高カルシウム血症(Calcium)
  • R:腎障害(Renal)
  • A:貧血(Anemia)
  • B:骨病変(Bone)・病的骨折
これに正常免疫グロブリンの減少による易感染性が加わる。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「内科学」第5章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 全36冊・全129章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 同じ問い方「多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか」は過去2回出題 — まとめて見る

▶ 第55回 全問一覧

▶ 内科学・臨床医学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)