第56回 理学療法士国家試験 午前 第22問
内科学・臨床医学第56回午前
65歳以上の要介護者または要支援の認定を受けた人で介護が必要となった原因の割合(平成28年度国民生活基礎調査)が最も高いのはどれか。
1. 糖尿病
2. 認知症
3. 関節疾患
4. 骨折・転倒
5. 高齢による衰弱
- 1. 糖尿病
- 2. 認知症 ✓
- 3. 関節疾患
- 4. 骨折・転倒
- 5. 高齢による衰弱
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — 認知症
平成28年度国民生活基礎調査において、65歳以上の要介護・要支援認定者が介護が必要となった主な原因は、認知症が最も高い割合を占めています。認知症は日常生活動作の低下や介護の手間が増加するため、介護保険制度における最大の原因疾患となっています。
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【各選択肢の解説】
1. 糖尿病
❌ 誤り。糖尿病は介護が必要となる原因の中で重要ですが、認知症よりも割合は低くなります。
2. 認知症
✅ 正しい。平成28年度調査では認知症が約18%で最も高い割合です。認知症による認知機能低下は要介護状態の主要原因です。
3. 関節疾患
❌ 誤り。関節疾患(変形性関節症など)も介護の原因となりますが、認知症よりも低い割合です。
4. 骨折・転倒
❌ 誤り。骨折・転倒も介護が必要となる重要な原因ですが、認知症ほどの割合ではありません。
5. 高齢による衰弱
❌ 誤り。高齢による衰弱も原因となりますが、認知症が最も高い割合を占めます。
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【試験対策ポイント】
• 認知症が介護保険申請の最大原因(約18%)
• 脳卒中の後遺症が次点(約15%)
• 要介護原因のランキング問題は統計データの把握が必須