第56回 理学療法士国家試験 午前 第27問
内科学・臨床医学第56回午前
第56回 理学療法士国家試験 午前 第27問(内科学・臨床医学)の正答は 2 です。否定設問なので、優先度が最も低い情報が正答である。
問題
発症後1か月の脳卒中片麻痺患者。2か月後に予定されている退院時の歩行能力の目標を設定するための情報として、優先度が最も低いと考えられるのはどれか。
- 1. 画像所見
- 2. 糖尿病の合併 ✓
- 3. 発症前のADL
- 4. 歩行能力の回復経過
- 5. Brunnstrom法ステージの回復経過
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70.7%やさしい
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 糖尿病の合併
否定設問なので、優先度が最も低い情報が正答である。退院時の歩行能力を予測する中心は、麻痺の重さとその回復の経過、病巣の情報、発症前の生活水準である。糖尿病の合併は管理上は大切だが、歩行の到達点を決める情報としては優先度が低い。
【各選択肢の解説】
1. 画像所見
❌ 誤り。病巣の部位と大きさ(皮質脊髄路が通る内包などの損傷の有無)は、麻痺の重さと回復の見通しに直結する。正しくは画像所見は優先度の高い情報である。
❌ 誤り。病巣の部位と大きさ(皮質脊髄路が通る内包などの損傷の有無)は、麻痺の重さと回復の見通しに直結する。正しくは画像所見は優先度の高い情報である。
2. 糖尿病の合併
✅ 正しい。歩行の到達点を直接左右する情報ではなく、運動時の低血糖への注意や運動負荷の設定など、リスク管理に使う情報である(=正答)。
✅ 正しい。歩行の到達点を直接左右する情報ではなく、運動時の低血糖への注意や運動負荷の設定など、リスク管理に使う情報である(=正答)。
3. 発症前のADL
❌ 誤り。発症前の歩行や生活の自立度は、退院時に目指せる水準の上限の目安になる。正しくは発症前のADLは優先度の高い情報である。
❌ 誤り。発症前の歩行や生活の自立度は、退院時に目指せる水準の上限の目安になる。正しくは発症前のADLは優先度の高い情報である。
4. 歩行能力の回復経過
❌ 誤り。発症後1か月までの改善の速さと程度から、2か月後の到達点を最も直接的に予測できる。正しくは歩行能力の回復経過は優先度の高い情報である。
❌ 誤り。発症後1か月までの改善の速さと程度から、2か月後の到達点を最も直接的に予測できる。正しくは歩行能力の回復経過は優先度の高い情報である。
5. Brunnstrom法ステージの回復経過
❌ 誤り。麻痺の回復段階の推移は運動機能の予後を反映し、歩行の到達点の予測に使う。正しくはBrunnstrom法ステージの回復経過は優先度の高い情報である。
❌ 誤り。麻痺の回復段階の推移は運動機能の予後を反映し、歩行の到達点の予測に使う。正しくはBrunnstrom法ステージの回復経過は優先度の高い情報である。
【試験対策ポイント】
- 予後予測は「ある時点の状態」より回復の経過(推移)を重視する
- 目標設定の柱:麻痺の重さと回復経過・病巣・発症前の生活水準
- 合併症は「目標の到達点」でなく「リスク管理」の情報として使う
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