PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第56回 理学療法士国家試験 午前 第55問

解剖学第56回午前

第56回 理学療法士国家試験 午前 第55問(解剖学)の正答は 4 です。頸動脈小体は総頸動脈の分岐部にある化学受容器で、動脈血の酸素分圧の低下などを感知する。

問題
頸動脈小体を支配するのはどれか。
  1. 1. 滑車神経
  2. 2. 三叉神経
  3. 3. 顔面神経
  4. 4. 舌咽神経 ✓
  5. 5. 副神経

正答:4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 62.2%標準

45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 舌咽神経

頸動脈小体は総頸動脈の分岐部にある化学受容器で、動脈血の酸素分圧の低下などを感知する。その情報は舌咽神経の枝(頸動脈洞枝)を通って延髄へ伝わる。


【各選択肢の解説】

1. 滑車神経
❌ 誤り。滑車神経(Ⅳ)は外眼筋の運動神経である。正しくは、上斜筋だけを支配する。
2. 三叉神経
❌ 誤り。三叉神経(Ⅴ)は頸部の受容器を支配しない。正しくは、顔面・口腔の体性感覚と咀嚼筋の運動を担う。
3. 顔面神経
❌ 誤り。顔面神経(Ⅶ)は頸部の受容器を支配しない。正しくは、表情筋の運動、舌の前2/3の味覚、涙腺・顎下腺・舌下腺の分泌を担う。
4. 舌咽神経
✅ 正しい。舌咽神経(Ⅸ)の頸動脈洞枝は、頸動脈小体(化学受容器)と頸動脈洞(圧受容器)の情報を延髄に伝え、呼吸と血圧の反射的な調節に関わる。
5. 副神経
❌ 誤り。副神経(Ⅺ)は運動神経である。正しくは、胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する。

【試験対策ポイント】

受容器感知するもの求心路
頸動脈洞血圧(圧受容器)舌咽神経
頸動脈小体血中O₂・CO₂(化学受容器)舌咽神経
大動脈弓血圧(圧受容器)迷走神経
大動脈小体血中O₂・CO₂(化学受容器)迷走神経
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