第56回 理学療法士国家試験 午前 第56問
解剖学第56回午前
第56回 理学療法士国家試験 午前 第56問(解剖学)の正答は 2 です。心臓の壁を流れた静脈血は冠静脈洞に集まり、右心房に注ぐ。
問題
心臓について正しいのはどれか。
- 1. 僧帽弁は三尖弁である。
- 2. 冠静脈洞は右心房に開口する。 ✓
- 3. 大動脈弁には腱索が付着する。
- 4. 冠動脈は大動脈弓から分岐する。
- 5. 右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37%難問
46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 冠静脈洞は右心房に開口する。
心臓の壁を流れた静脈血は冠静脈洞に集まり、右心房に注ぐ。弁の形・腱索・冠動脈の起始と枝は、左右の取り違えで問われやすい。
【各選択肢の解説】
1. 僧帽弁は三尖弁である。
❌ 誤り。僧帽弁(左房室弁)の弁尖は2枚である。正しくは、僧帽弁は二尖弁で、三尖弁は右房室弁のことである。
❌ 誤り。僧帽弁(左房室弁)の弁尖は2枚である。正しくは、僧帽弁は二尖弁で、三尖弁は右房室弁のことである。
2. 冠静脈洞は右心房に開口する。
✅ 正しい。冠静脈洞は心臓後面の房室間溝を走り、大心静脈などの血液を集めて右心房(下大静脈口の近く)に開口する。全身の静脈血と同じく右心房に戻る。
✅ 正しい。冠静脈洞は心臓後面の房室間溝を走り、大心静脈などの血液を集めて右心房(下大静脈口の近く)に開口する。全身の静脈血と同じく右心房に戻る。
3. 大動脈弁には腱索が付着する。
❌ 誤り。大動脈弁は半月弁で、腱索は付かない。正しくは、腱索は房室弁(僧帽弁・三尖弁)と乳頭筋をつなぐ。
❌ 誤り。大動脈弁は半月弁で、腱索は付かない。正しくは、腱索は房室弁(僧帽弁・三尖弁)と乳頭筋をつなぐ。
4. 冠動脈は大動脈弓から分岐する。
❌ 誤り。冠動脈は大動脈弓より手前で出る。正しくは、左右の冠動脈は上行大動脈の起始部(大動脈洞)から分岐する。
❌ 誤り。冠動脈は大動脈弓より手前で出る。正しくは、左右の冠動脈は上行大動脈の起始部(大動脈洞)から分岐する。
5. 右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。
❌ 誤り。前下行枝と回旋枝は左冠動脈の枝である。正しくは、右冠動脈は房室間溝を右へ回り、多くは後下行枝(後室間枝)を出す。
❌ 誤り。前下行枝と回旋枝は左冠動脈の枝である。正しくは、右冠動脈は房室間溝を右へ回り、多くは後下行枝(後室間枝)を出す。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 房室弁 | 右=三尖弁、左=僧帽弁(二尖弁)、腱索あり |
| 半月弁 | 大動脈弁・肺動脈弁、腱索なし |
| 冠動脈の起始 | 上行大動脈の大動脈洞 |
| 左冠動脈 | 前下行枝・回旋枝 |
| 冠静脈洞 | 右心房に開口 |
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