PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第56回 理学療法士国家試験 午前 第57問

内科学・臨床医学第56回午前

第56回 理学療法士国家試験 午前 第57問(内科学・臨床医学)の正答は 1 です。奇静脈は胸郭後壁を上行し、下方では腰静脈・下大静脈系と、上方では上大静脈に注ぎます。

問題
上大静脈と下大静脈とを結ぶ静脈はどれか。
  1. 1. 奇静脈
  2. 2. 鎖骨下静脈
  3. 3. 上腸管膜静脈
  4. 4. 腎静脈
  5. 5. 脾静脈

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 奇静脈

奇静脈は胸郭後壁を上行し、下方では腰静脈・下大静脈系と、上方では上大静脈に注ぎます。すなわち上大静脈系と下大静脈系を結ぶ側副路となります。


【各選択肢の解説】

1. 奇静脈
✅ 正しい。奇静脈系(奇静脈・半奇静脈)は下大静脈系と上大静脈系をつなぐ重要な側副血行路です。
2. 鎖骨下静脈
❌ 誤り。鎖骨下静脈は上肢の血液を集め内頸静脈と合流して上大静脈系へ注ぐのみです。
3. 上腸間膜静脈
❌ 誤り。上腸間膜静脈は脾静脈と合流して門脈をつくります。門脈系であり大静脈間の連絡路ではありません。
4. 腎静脈
❌ 誤り。腎静脈は腎の血液を下大静脈へ注ぐ静脈で、上大静脈とは直接連絡しません。
5. 脾静脈
❌ 誤り。脾静脈は門脈系の構成静脈です。

【試験対策ポイント】

「上下の大静脈を結ぶ=奇静脈」と即答できるようにします。下大静脈閉塞時に奇静脈系が側副路として拡張するのが臨床的意義。門脈系(上腸間膜静脈・脾静脈)と体循環系を混同しないことがポイントです。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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