PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第56回 理学療法士国家試験 午前 第66問

理学療法評価学第56回午前

第56回 理学療法士国家試験 午前 第66問(理学療法評価学)の正答は 5 です。膵液は消化酵素と重炭酸イオンを含むアルカリ性の消化液です。

問題
膵液について正しいのはどれか。
  1. 1. 酸性を示す。
  2. 2. 脂肪分解酵素は含まれない。
  3. 3. 膵液の主成分はインスリンである。
  4. 4. 膵液分泌量は1日約300 mLである。
  5. 5. セクレチンは膵液の分泌を促進させる。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — セクレチンは膵液の分泌を促進させる。

膵液は消化酵素と重炭酸イオンを含むアルカリ性の消化液です。十二指腸に酸が流入するとセクレチンが分泌され、膵臓からの重炭酸イオンに富む膵液分泌を促します。


【各選択肢の解説】

1. 酸性を示す。
❌ 誤り。膵液は重炭酸イオンを多く含みアルカリ性(pH約8)で、胃酸を中和します。
2. 脂肪分解酵素は含まれない。
❌ 誤り。膵液には膵リパーゼ(脂肪分解)、アミラーゼ(糖質)、トリプシンなど(タンパク質)の三大栄養素の消化酵素が含まれます。
3. 膵液の主成分はインスリンである。
❌ 誤り。インスリンはランゲルハンス島から血中へ分泌される内分泌ホルモンで、膵液(外分泌)には含まれません。
4. 膵液分泌量は1日約300 mLである。
❌ 誤り。膵液は1日約1,000〜1,500 mL分泌されます。
5. セクレチンは膵液の分泌を促進させる。
✅ 正しい。十二指腸の酸刺激で分泌されるセクレチンが重炭酸に富む膵液分泌を促進します。

【試験対策ポイント】

膵液はアルカリ性・三大栄養素の消化酵素を全て含む・1日約1.5L。調節ホルモンはセクレチン(重炭酸液分泌促進)とコレシストキニン(CCK:酵素分泌・胆嚢収縮促進)。膵臓の外分泌(膵液)と内分泌(インスリン・グルカゴン)を混同しないことが重要です。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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