第56回 理学療法士国家試験 午前 第76問
解剖学第56回午前
第56回 理学療法士国家試験 午前 第76問(解剖学)の正答は 1 です。腱板は軟部組織なので、断裂の有無だけでなく範囲(大きさ・腱の退縮・筋の萎縮や脂肪変性)まで把握するには、軟部組織のコントラストに優れるMRIが最も有用である。
問題
腱板断裂の範囲の把握に最も有用な検査はどれか。
- 1. MRI ✓
- 2. 単純CT
- 3. 血管造影
- 4. 単純エックス線
- 5. 骨シンチグラフィー
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70.9%やさしい
55人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — MRI
腱板は軟部組織なので、断裂の有無だけでなく範囲(大きさ・腱の退縮・筋の萎縮や脂肪変性)まで把握するには、軟部組織のコントラストに優れるMRIが最も有用である。
【各選択肢の解説】
1. MRI
✅ 正しい(=正答)。MRIは腱・筋・関節液を区別して描出でき、断裂の部位と大きさ、腱断端の退縮、筋の萎縮・脂肪変性まで評価できるため、手術適応や術式の判断にも用いられる。
✅ 正しい(=正答)。MRIは腱・筋・関節液を区別して描出でき、断裂の部位と大きさ、腱断端の退縮、筋の萎縮・脂肪変性まで評価できるため、手術適応や術式の判断にも用いられる。
2. 単純CT
❌ 誤り。正しくは、単純CTは骨の形態評価に優れるが軟部組織のコントラストが低く、腱板そのものの断裂範囲の評価には向かない。腱板の評価にはMRIや超音波検査を用いる。
❌ 誤り。正しくは、単純CTは骨の形態評価に優れるが軟部組織のコントラストが低く、腱板そのものの断裂範囲の評価には向かない。腱板の評価にはMRIや超音波検査を用いる。
3. 血管造影
❌ 誤り。正しくは、血管造影は造影剤で血管を描出して血管の狭窄・閉塞・動脈瘤などを評価する検査で、腱板の評価には用いない。
❌ 誤り。正しくは、血管造影は造影剤で血管を描出して血管の狭窄・閉塞・動脈瘤などを評価する検査で、腱板の評価には用いない。
4. 単純エックス線
❌ 誤り。正しくは、単純エックス線は腱板を直接描出できず、骨頭の上方化や肩峰下の骨棘などの間接所見がわかるにとどまる。
❌ 誤り。正しくは、単純エックス線は腱板を直接描出できず、骨頭の上方化や肩峰下の骨棘などの間接所見がわかるにとどまる。
5. 骨シンチグラフィー
❌ 誤り。正しくは、骨シンチグラフィーは骨代謝が亢進した部位(骨転移・骨折・炎症など)を検出する検査で、腱板の断裂範囲の評価には適さない。
❌ 誤り。正しくは、骨シンチグラフィーは骨代謝が亢進した部位(骨転移・骨折・炎症など)を検出する検査で、腱板の断裂範囲の評価には適さない。
【試験対策ポイント】
| 調べたいもの | 適した検査 |
|---|---|
| 腱・靱帯・半月板・椎間板など軟部組織 | MRI(腱板は超音波も) |
| 骨の形・骨折 | 単純エックス線・CT |
| 骨代謝の亢進(転移など) | 骨シンチグラフィー |
| 血管の狭窄・閉塞 | 血管造影 |
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