第56回 理学療法士国家試験 午前 第84問
リハビリテーション医学第56回午前
第56回 理学療法士国家試験 午前 第84問(リハビリテーション医学)の正答は 3 です。切断・離断後の拘縮・変形は、停止を失った筋と残った筋の力の差で決まる。
問題
切断について正しいのはどれか。
- 1. 上腕切断(短断端)では肩内転拘縮を生じやすい。
- 2. 前腕切断(中断端)では肘伸展拘縮を生じやすい。
- 3. Chopart 関節離断では足内反変形を生じやすい。 ✓
- 4. Lisfranc 関節離断では足外反変形を生じやすい。
- 5. 大腿切断(標準切断)では股内転拘縮を生じやすい。
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37.5%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — Chopart 関節離断では足内反変形を生じやすい。
切断・離断後の拘縮・変形は、停止を失った筋と残った筋の力の差で決まる。Chopart関節離断では前足部に停止する背屈筋・外がえしの筋が働けなくなり、踵骨に停止する下腿三頭筋が残るため、尖足・内反になりやすい。
【各選択肢の解説】
1. 上腕切断(短断端)では肩内転拘縮を生じやすい。
❌ 誤り。上腕切断の短断端で問題になりやすい拘縮は内転ではない。正しくは肩外転拘縮を生じやすい。
❌ 誤り。上腕切断の短断端で問題になりやすい拘縮は内転ではない。正しくは肩外転拘縮を生じやすい。
2. 前腕切断(中断端)では肘伸展拘縮を生じやすい。
❌ 誤り。前腕切断では上腕二頭筋・上腕筋など肘の屈筋が残って優位になる。正しくは肘屈曲拘縮を生じやすい。
❌ 誤り。前腕切断では上腕二頭筋・上腕筋など肘の屈筋が残って優位になる。正しくは肘屈曲拘縮を生じやすい。
3. Chopart 関節離断では足内反変形を生じやすい。
✅ 正しい。距骨・踵骨だけが残り、前脛骨筋・長趾(指)伸筋・腓骨筋などの停止が失われる。アキレス腱で踵骨を引く下腿三頭筋が拮抗されずに働くため、尖足と内反が起こりやすい。
✅ 正しい。距骨・踵骨だけが残り、前脛骨筋・長趾(指)伸筋・腓骨筋などの停止が失われる。アキレス腱で踵骨を引く下腿三頭筋が拮抗されずに働くため、尖足と内反が起こりやすい。
4. Lisfranc 関節離断では足外反変形を生じやすい。
❌ 誤り。Lisfranc関節離断でも背屈・外がえしの筋の働きが弱まり、下腿三頭筋が優位になる。正しくは尖足・内反変形を生じやすい。
❌ 誤り。Lisfranc関節離断でも背屈・外がえしの筋の働きが弱まり、下腿三頭筋が優位になる。正しくは尖足・内反変形を生じやすい。
5. 大腿切断(標準切断)では股内転拘縮を生じやすい。
❌ 誤り。大腿切断では内転筋群の停止の多くが失われ、腸腰筋や中殿筋などが優位になる。正しくは股関節の屈曲・外転(・外旋)拘縮を生じやすい。
❌ 誤り。大腿切断では内転筋群の停止の多くが失われ、腸腰筋や中殿筋などが優位になる。正しくは股関節の屈曲・外転(・外旋)拘縮を生じやすい。
【試験対策ポイント】
| 切断部位 | 起こりやすい拘縮・変形 |
|---|---|
| 上腕切断 | 肩外転 |
| 前腕切断 | 肘屈曲 |
| 大腿切断 | 股屈曲・外転・外旋 |
| 下腿切断 | 膝屈曲 |
| Chopart・Lisfranc関節離断 | 尖足・内反 |
向き(内転⇔外転・屈曲⇔伸展・内反⇔外反)を入れ替えた選択肢が並ぶ=「どの筋が残るか」で向きを決める。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「運動学」第5章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(無料)無料 / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)