第56回 理学療法士国家試験 午前 第85問
病理学概論第56回午前
第56回 理学療法士国家試験 午前 第85問(病理学概論)の正答は 5 です。悪性リンパ腫はリンパ球(B細胞・T細胞・NK細胞)が腫瘍化したもので、リンパ節などに腫瘤をつくる。
問題
悪性リンパ腫について正しいのはどれか。
- 1. 腫瘤形成は稀である。
- 2. 多発性骨髄腫はT細胞に由来する。
- 3. B細胞性リンパ腫が15%を占める。
- 4. 非ホジキンリンパ腫が5%を占める。
- 5. リンパ球を発生母体とする腫瘍である。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.9%難問
45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — リンパ球を発生母体とする腫瘍である。
悪性リンパ腫はリンパ球(B細胞・T細胞・NK細胞)が腫瘍化したもので、リンパ節などに腫瘤をつくる。ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に分かれ、大多数が非ホジキンリンパ腫、その大部分がB細胞性である。
【各選択肢の解説】
1. 腫瘤形成は稀である。
❌ 誤り。リンパ節の腫大(腫瘤)は悪性リンパ腫の代表的な症状である。正しくは、リンパ節やリンパ節外の臓器に腫瘤を形成するのが典型である。
❌ 誤り。リンパ節の腫大(腫瘤)は悪性リンパ腫の代表的な症状である。正しくは、リンパ節やリンパ節外の臓器に腫瘤を形成するのが典型である。
2. 多発性骨髄腫はT細胞に由来する。
❌ 誤り。多発性骨髄腫はB細胞が最終分化した形質細胞の腫瘍である。正しくはB細胞系(形質細胞)に由来し、M蛋白・骨病変などを示す。
❌ 誤り。多発性骨髄腫はB細胞が最終分化した形質細胞の腫瘍である。正しくはB細胞系(形質細胞)に由来し、M蛋白・骨病変などを示す。
3. B細胞性リンパ腫が15%を占める。
❌ 誤り。15%は少なすぎる。正しくは、非ホジキンリンパ腫の大部分がB細胞性である。
❌ 誤り。15%は少なすぎる。正しくは、非ホジキンリンパ腫の大部分がB細胞性である。
4. 非ホジキンリンパ腫が5%を占める。
❌ 誤り。比率が逆である。正しくは非ホジキンリンパ腫が大多数(約9割)を占め、わが国ではホジキンリンパ腫が少数である。
❌ 誤り。比率が逆である。正しくは非ホジキンリンパ腫が大多数(約9割)を占め、わが国ではホジキンリンパ腫が少数である。
5. リンパ球を発生母体とする腫瘍である。
✅ 正しい。リンパ球が分化の途中で腫瘍化したもので、リンパ球が集まるリンパ節・脾臓・消化管などのリンパ組織に病変をつくる。
✅ 正しい。リンパ球が分化の途中で腫瘍化したもので、リンパ球が集まるリンパ節・脾臓・消化管などのリンパ組織に病変をつくる。
【試験対策ポイント】
| ホジキンリンパ腫 | 非ホジキンリンパ腫 | |
|---|---|---|
| 割合(わが国) | 少数 | 大多数 |
| 特徴 | Reed-Sternberg細胞 | 大部分がB細胞性 |
- 悪性リンパ腫=リンパ球由来・腫瘤をつくる
- 多発性骨髄腫=形質細胞(B細胞系)由来。「T細胞」と入れ替えた選択肢に注意
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