第56回 理学療法士国家試験 午前 第99問
理学療法評価学第56回午前
ナルコレプシーに認められない症状はどれか。
1. 睡眠発作
2. 睡眠麻痺
3. 入眠時幻覚
4. けいれん発作
5. 情動脱力発作
- 1. 睡眠発作
- 2. 睡眠麻痺
- 3. 入眠時幻覚
- 4. けいれん発作 ✓
- 5. 情動脱力発作
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — けいれん発作
ナルコレプシーの主要症状は睡眠発作、睡眠麻痺、入眠時幻覚、情動脱力発作の4つです。けいれん発作はナルコレプシーの症状ではなく、むしろ差別化される神経疾患(てんかん等)の特徴です。
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【各選択肢の解説】
1. 睡眠発作
✅ 正しい。ナルコレプシーの最主要症状であり、日中に突然の強い睡眠欲求に襲われ、数秒~数分の睡眠エピソードが繰り返される。
2. 睡眠麻痺
✅ 正しい。REM睡眠時の筋肉弛緩が覚醒時に持ち越される現象で、ナルコレプシーの主要症状の一つ。入眠時または覚醒時に出現する。
3. 入眠時幻覚
✅ 正しい。REM睡眠が睡眠開始時に侵入(睡眠潜時短縮)することで生じる幻視・幻聴で、ナルコレプシーの特徴的症状。
4. けいれん発作
❌ 誤り。けいれん発作はてんかんなどで認められ、ナルコレプシーの症状ではない。ナルコレプシーと誤診されやすいが区別が重要。
5. 情動脱力発作
✅ 正しい。笑い・驚き・怒りなどの情動刺激によって突然筋力が低下する発作。ナルコレプシーII型を診断する重要な症状。
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【試験対策ポイント】
• ナルコレプシーの4主要症状:睡眠発作、睡眠麻痺、入眠時幻覚、情動脱力発作(Tetrad)
• REM睡眠の時間帯ずれが病態の本質(SOREM:睡眠潜時短縮)
• けいれん発作はてんかんとの鑑別に必須