第56回 理学療法士国家試験 午後 第12問
人間発達学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第12問(人間発達学)の正答は 4 です。図は座位の患者の両肩に理学療法士が手を置き、体幹を回旋させる向きの抵抗を左右で切り替えて加え、患者は動かずに姿勢を保っている。
問題
運動失調が認められる患者に対し、体幹回旋筋の同時収縮による座位姿勢安定性向上を目的として、図に示す運動を行った。この運動はどれか。
- 1. コントラクト・リラックス〈contract-relax〉
- 2. スローリバーサル
- 3. ホールド・リラックス
- 4. リズミック・スタビリゼーション ✓
- 5. リピーテッドコントラクション〈repeated contraction〉
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.3%標準
35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — リズミック・スタビリゼーション
図は座位の患者の両肩に理学療法士が手を置き、体幹を回旋させる向きの抵抗を左右で切り替えて加え、患者は動かずに姿勢を保っている。拮抗する筋群の等尺性収縮を交互に起こして同時収縮を促し、安定性を高めるPNFの手技である。
【各選択肢の解説】
1. コントラクト・リラックス〈contract-relax〉
❌ 誤り。可動域を制限している筋(拮抗筋)を抵抗に抗して収縮させた後に弛緩させ、可動域を広げる手技である。正しくは、目的は可動域の拡大で、安定性の向上ではない。
❌ 誤り。可動域を制限している筋(拮抗筋)を抵抗に抗して収縮させた後に弛緩させ、可動域を広げる手技である。正しくは、目的は可動域の拡大で、安定性の向上ではない。
2. スローリバーサル
❌ 誤り。主動作筋と拮抗筋の等張性収縮を交互に行わせ、運動方向を切り替える手技である。正しくは、関節が動く手技で、図の動かさずに保持する運動とは異なる。
❌ 誤り。主動作筋と拮抗筋の等張性収縮を交互に行わせ、運動方向を切り替える手技である。正しくは、関節が動く手技で、図の動かさずに保持する運動とは異なる。
3. ホールド・リラックス
❌ 誤り。等尺性収縮の後に弛緩させ、可動域の拡大や疼痛の軽減を図る手技である。正しくは、目的は可動域の拡大で、安定性の向上ではない。
❌ 誤り。等尺性収縮の後に弛緩させ、可動域の拡大や疼痛の軽減を図る手技である。正しくは、目的は可動域の拡大で、安定性の向上ではない。
4. リズミック・スタビリゼーション
✅ 正しい(=正答)。抵抗の向きを交互に変えても動かないよう保持させることで、拮抗筋群の等尺性収縮が交互に起こり、同時収縮による安定性が得られる。運動失調の座位・立位の安定化に用いる。
✅ 正しい(=正答)。抵抗の向きを交互に変えても動かないよう保持させることで、拮抗筋群の等尺性収縮が交互に起こり、同時収縮による安定性が得られる。運動失調の座位・立位の安定化に用いる。
5. リピーテッドコントラクション〈repeated contraction〉
❌ 誤り。収縮中の筋に伸張刺激を繰り返し加えて収縮を強め、筋力や運動の促通を図る手技である。正しくは、目的は弱い筋の収縮の強化で、同時収縮による安定化ではない。
❌ 誤り。収縮中の筋に伸張刺激を繰り返し加えて収縮を強め、筋力や運動の促通を図る手技である。正しくは、目的は弱い筋の収縮の強化で、同時収縮による安定化ではない。
【試験対策ポイント】
| 手技 | 収縮 | 目的 |
|---|---|---|
| リズミック・スタビリゼーション | 拮抗筋の等尺性収縮を交互に | 安定性(同時収縮) |
| スローリバーサル | 拮抗筋の等張性収縮を交互に | 協調・運動の切り替え |
| ホールド・リラックス | 等尺性収縮→弛緩 | 可動域拡大 |
| コントラクト・リラックス | 等張性収縮→弛緩 | 可動域拡大 |
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