第56回 理学療法士国家試験 午後 第20問
リハビリテーション医学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第20問(リハビリテーション医学)の正答は 1 です。転倒予防が目的なので、バランス能力を評価する指標を選ぶ。
問題
80歳の女性。脳血管障害発症後5年、要介護2。杖歩行は自立しているが、転倒予防を目的に通所リハビリテーションでの理学療法が開始された。転倒リスクの評価として適切なのはどれか。
- 1. FBS ✓
- 2. KPS〈Karnofsky performance scale〉
- 3. PGCモラールスケール
- 4. SIAS
- 5. WCST
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 97%やさしい
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — FBS
転倒予防が目的なので、バランス能力を評価する指標を選ぶ。FBS(Functional Balance Scale=Berg Balance Scale)は座位・立位・移乗など14項目を0〜4点で採点する56点満点のバランス評価で、点数が低いほど転倒リスクが高い。
【各選択肢の解説】
1. FBS
✅ 正しい(=正答)。立ち上がり・片脚立位・方向転換など日常の動作に近い課題でバランスをみるため、地域在住の高齢者や脳卒中患者の転倒リスクの評価に用いられる。
✅ 正しい(=正答)。立ち上がり・片脚立位・方向転換など日常の動作に近い課題でバランスをみるため、地域在住の高齢者や脳卒中患者の転倒リスクの評価に用いられる。
2. KPS〈Karnofsky performance scale〉
❌ 誤り。がん患者などの全身状態(活動・介助の程度)を0〜100%で表す指標である。正しくは、全身状態の評価で、転倒リスクの評価には用いない。
❌ 誤り。がん患者などの全身状態(活動・介助の程度)を0〜100%で表す指標である。正しくは、全身状態の評価で、転倒リスクの評価には用いない。
3. PGCモラールスケール
❌ 誤り。高齢者の主観的幸福感(モラール)を評価する質問紙である。正しくは、心理面の評価で、バランスや転倒リスクの評価ではない。
❌ 誤り。高齢者の主観的幸福感(モラール)を評価する質問紙である。正しくは、心理面の評価で、バランスや転倒リスクの評価ではない。
4. SIAS
❌ 誤り。SIAS(脳卒中機能障害評価法)は麻痺・筋緊張・感覚・体幹機能などを総合的に評価する。正しくは、脳卒中の機能障害を評価する指標で、転倒リスクを評価する指標ではない。
❌ 誤り。SIAS(脳卒中機能障害評価法)は麻痺・筋緊張・感覚・体幹機能などを総合的に評価する。正しくは、脳卒中の機能障害を評価する指標で、転倒リスクを評価する指標ではない。
5. WCST
❌ 誤り。ウィスコンシンカード分類検査で、前頭葉の遂行機能(概念の転換)を評価する。正しくは、認知機能の検査で、転倒リスクの評価には用いない。
❌ 誤り。ウィスコンシンカード分類検査で、前頭葉の遂行機能(概念の転換)を評価する。正しくは、認知機能の検査で、転倒リスクの評価には用いない。
【試験対策ポイント】
| 評価 | 対象 |
|---|---|
| FBS(BBS)・TUG・Functional Reach Test | バランス・転倒リスク |
| KPS | がん患者の全身状態 |
| PGCモラールスケール | 主観的幸福感 |
| SIAS | 脳卒中の機能障害 |
| WCST | 遂行機能 |
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