第56回 理学療法士国家試験 午後 第29問
理学療法評価学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第29問(理学療法評価学)の正答は 5 です。反復拮抗運動障害(dysdiadochokinesis)は、拮抗する運動(回内↔回外など)を素早く交互に繰り返せない小脳症状である。
問題
反復拮抗運動障害の検査法はどれか。
- 1. 線引き試験
- 2. 継ぎ足歩行
- 3. 片足立ち検査
- 4. 示指-耳朶試験
- 5. 前腕回内外試験 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.4%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 前腕回内外試験
反復拮抗運動障害(dysdiadochokinesis)は、拮抗する運動(回内↔回外など)を素早く交互に繰り返せない小脳症状である。前腕の回内・回外を速く反復させる前腕回内外試験で、リズムや速さの乱れをみる。
【各選択肢の解説】
1. 線引き試験
❌ 誤り。反復拮抗運動をみる検査ではない。正しくは、2本の縦線の間に横線を引かせ、行き過ぎや届かないことから測定障害をみる検査である。
❌ 誤り。反復拮抗運動をみる検査ではない。正しくは、2本の縦線の間に横線を引かせ、行き過ぎや届かないことから測定障害をみる検査である。
2. 継ぎ足歩行
❌ 誤り。反復拮抗運動をみる検査ではない。正しくは、一側の踵を他側のつま先につけて一直線上を歩かせ、歩行時の平衡機能(体幹・下肢の失調)をみる検査である。
❌ 誤り。反復拮抗運動をみる検査ではない。正しくは、一側の踵を他側のつま先につけて一直線上を歩かせ、歩行時の平衡機能(体幹・下肢の失調)をみる検査である。
3. 片足立ち検査
❌ 誤り。反復拮抗運動をみる検査ではない。正しくは、片脚立位をどれだけ保持できるかで静的バランスをみる検査である。
❌ 誤り。反復拮抗運動をみる検査ではない。正しくは、片脚立位をどれだけ保持できるかで静的バランスをみる検査である。
4. 示指-耳朶試験
❌ 誤り。反復拮抗運動をみる検査ではない。正しくは、示指で自分の耳朶に触れさせ、目標への到達の正確さから測定障害(協調運動障害)をみる検査である。
❌ 誤り。反復拮抗運動をみる検査ではない。正しくは、示指で自分の耳朶に触れさせ、目標への到達の正確さから測定障害(協調運動障害)をみる検査である。
5. 前腕回内外試験
✅ 正しい。回内と回外という拮抗する運動を交互に素早く繰り返させるため、主動作筋と拮抗筋の切り替えの障害がそのまま動きの遅さや不規則さとして現れる。
✅ 正しい。回内と回外という拮抗する運動を交互に素早く繰り返させるため、主動作筋と拮抗筋の切り替えの障害がそのまま動きの遅さや不規則さとして現れる。
【試験対策ポイント】
| 小脳症状 | 代表的な検査 |
|---|---|
| 反復拮抗運動障害 | 前腕回内外試験(手回内・回外検査) |
| 測定障害 | 指鼻試験・踵膝試験・線引き試験・示指-耳朶試験 |
| 平衡・歩行の失調 | 継ぎ足歩行 |
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