第56回 理学療法士国家試験 午後 第40問
生理学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第40問(生理学)の正答は 5 です。全身持久力トレーニングでは、心臓の拍出能力と筋の酸素を取り込む能力がともに高まる。
問題
全身持久力トレーニングの効果で減少するのはどれか。
- 1. 最大心拍出量
- 2. 筋の毛細血管数
- 3. 嫌気性代謝閾値
- 4. 動静脈酸素含有量格差
- 5. 同じ運動強度での換気量 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%難問
40人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 同じ運動強度での換気量
全身持久力トレーニングでは、心臓の拍出能力と筋の酸素を取り込む能力がともに高まる。その結果、最大値や能力を表す指標は増える一方、同じ強度の運動をするときの負担(心拍数・換気量)は減る。
【各選択肢の解説】
1. 最大心拍出量
❌ 誤り。減少しない。正しくは、1回拍出量が増えるため最大心拍出量は増加する。
❌ 誤り。減少しない。正しくは、1回拍出量が増えるため最大心拍出量は増加する。
2. 筋の毛細血管数
❌ 誤り。減少しない。正しくは、骨格筋の毛細血管が新生して増加し、筋への酸素供給が増える。
❌ 誤り。減少しない。正しくは、骨格筋の毛細血管が新生して増加し、筋への酸素供給が増える。
3. 嫌気性代謝閾値
❌ 誤り。減少しない。正しくは、有酸素代謝の能力が高まるため嫌気性代謝閾値(AT)は上昇し、より高い強度まで有酸素的に運動できる。
❌ 誤り。減少しない。正しくは、有酸素代謝の能力が高まるため嫌気性代謝閾値(AT)は上昇し、より高い強度まで有酸素的に運動できる。
4. 動静脈酸素含有量格差
❌ 誤り。減少しない。正しくは、筋のミトコンドリアや毛細血管が増えて酸素を取り込む能力が高まり、動静脈酸素含有量較差は増大する。
❌ 誤り。減少しない。正しくは、筋のミトコンドリアや毛細血管が増えて酸素を取り込む能力が高まり、動静脈酸素含有量較差は増大する。
5. 同じ運動強度での換気量
✅ 正しい。同じ強度でも有酸素代謝でまかなえる割合が増えて乳酸の産生が減り、それを緩衝して生じる二酸化炭素も減るため、必要な換気量が少なくてすむ。
✅ 正しい。同じ強度でも有酸素代謝でまかなえる割合が増えて乳酸の産生が減り、それを緩衝して生じる二酸化炭素も減るため、必要な換気量が少なくてすむ。
【試験対策ポイント】
| 増加・上昇するもの | 減少するもの |
|---|---|
| 最大酸素摂取量・最大心拍出量・1回拍出量 | 安静時心拍数 |
| 筋の毛細血管数・ミトコンドリア | 同じ強度での心拍数 |
| 嫌気性代謝閾値・動静脈酸素較差 | 同じ強度での換気量・血中乳酸 |
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