第56回 理学療法士国家試験 午後 第57問
解剖学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第57問(解剖学)の正答は 1・2 です。橈骨神経は上腕と前腕の伸側(後面)の筋を支配する。
問題
橈骨神経が支配する筋はどれか。2つ選べ。
- 1. 肘筋 ✓
- 2. 回外筋 ✓
- 3. 背側骨間筋
- 4. 方形回内筋
- 5. 短母指外転筋
正答:1・2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.9%難問
49人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・2番 — 肘筋・回外筋
橈骨神経は上腕と前腕の伸側(後面)の筋を支配する。肘筋は肘関節の伸展を、回外筋は前腕の回外を担い、どちらも橈骨神経支配である。
【各選択肢の解説】
1. 肘筋
✅ 正しい(=正答)。上腕骨外側上顆から尺骨後面に付く小さな筋で、上腕三頭筋とともに肘を伸ばす。上腕三頭筋と同じく橈骨神経支配である。
✅ 正しい(=正答)。上腕骨外側上顆から尺骨後面に付く小さな筋で、上腕三頭筋とともに肘を伸ばす。上腕三頭筋と同じく橈骨神経支配である。
2. 回外筋
✅ 正しい(=正答)。前腕後面の深層にあり、橈骨神経の深枝(後骨間神経)が筋を貫いて支配する。
✅ 正しい(=正答)。前腕後面の深層にあり、橈骨神経の深枝(後骨間神経)が筋を貫いて支配する。
3. 背側骨間筋
❌ 誤り。手の内在筋である。正しくは尺骨神経(深枝)支配で、手指の外転に働く。
❌ 誤り。手の内在筋である。正しくは尺骨神経(深枝)支配で、手指の外転に働く。
4. 方形回内筋
❌ 誤り。前腕前面の深層の筋である。正しくは正中神経の枝の前骨間神経が支配し、前腕の回内に働く。
❌ 誤り。前腕前面の深層の筋である。正しくは正中神経の枝の前骨間神経が支配し、前腕の回内に働く。
5. 短母指外転筋
❌ 誤り。母指球の筋である。正しくは正中神経(反回枝)支配で、母指の掌側外転に働く。
❌ 誤り。母指球の筋である。正しくは正中神経(反回枝)支配で、母指の掌側外転に働く。
【試験対策ポイント】
| 神経 | 支配する主な筋 |
|---|---|
| 橈骨神経 | 上腕三頭筋・肘筋・腕橈骨筋・手根伸筋群・指伸筋・回外筋 |
| 正中神経 | 円回内筋・方形回内筋・母指球筋の多く |
| 尺骨神経 | 骨間筋・小指球筋・母指内転筋 |
腕橈骨筋は肘の屈曲に働くが橈骨神経支配で、「伸筋=橈骨神経」の例外として問われる。
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