第56回 理学療法士国家試験 午後 第78問
病理学概論第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第78問(病理学概論)の正答は 3 です。抗コリン薬はアセチルコリンのムスカリン受容体への作用を遮断し、副交感神経の働きを抑える。
問題
抗コリン薬の作用で生じにくいのはどれか。
- 1. 尿閉
- 2. 便秘
- 3. 流涎 ✓
- 4. せん妄
- 5. めまい
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.8%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 流涎
抗コリン薬はアセチルコリンのムスカリン受容体への作用を遮断し、副交感神経の働きを抑える。唾液の分泌も抑えられて口が乾くため、流涎(よだれ)は生じにくい。
【各選択肢の解説】
1. 尿閉
❌ 誤り。正しくは、膀胱の排尿筋の収縮が弱まるため、尿閉は抗コリン薬で生じやすい代表的な副作用である。
❌ 誤り。正しくは、膀胱の排尿筋の収縮が弱まるため、尿閉は抗コリン薬で生じやすい代表的な副作用である。
2. 便秘
❌ 誤り。正しくは、腸の蠕動運動が抑えられるため、便秘を生じやすい。
❌ 誤り。正しくは、腸の蠕動運動が抑えられるため、便秘を生じやすい。
3. 流涎
✅ 正しい(=正答)。唾液腺の分泌は副交感神経で促進されるので、抗コリン薬で分泌が抑えられ、流涎ではなく口渇が起こる。
✅ 正しい(=正答)。唾液腺の分泌は副交感神経で促進されるので、抗コリン薬で分泌が抑えられ、流涎ではなく口渇が起こる。
4. せん妄
❌ 誤り。正しくは、脳に移行する抗コリン薬は記憶や注意の働きを妨げ、特に高齢者でせん妄を起こしやすい。
❌ 誤り。正しくは、脳に移行する抗コリン薬は記憶や注意の働きを妨げ、特に高齢者でせん妄を起こしやすい。
5. めまい
❌ 誤り。正しくは、中枢への作用や、目のピントが合いにくくなること(調節障害)などで、めまいを生じることがある。
❌ 誤り。正しくは、中枢への作用や、目のピントが合いにくくなること(調節障害)などで、めまいを生じることがある。
【試験対策ポイント】
| 器官 | 抗コリン薬で起こること |
|---|---|
| 唾液腺 | 口渇(流涎は減る) |
| 膀胱 | 尿閉 |
| 腸 | 便秘 |
| 眼 | 散瞳・かすみ目 |
| 脳 | せん妄・認知機能の低下 |
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