第56回 理学療法士国家試験 午後 第88問
神経内科学第56回午後
第56回 理学療法士国家試験 午後 第88問(神経内科学)の正答は 3 です。HIV感染では、HIVそのものによる神経障害と、CD4陽性T細胞の減少による日和見感染が起こる。
問題
ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染で生じにくいのはどれか。
- 1. 末梢神経障害
- 2. 無菌性髄膜炎
- 3. Creutzfeldt-Jakob病 ✓
- 4. ニューモシスチス肺炎
- 5. 進行性多巣性白質脳症〈PML〉
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.9%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — Creutzfeldt-Jakob病
HIV感染では、HIVそのものによる神経障害と、CD4陽性T細胞の減少による日和見感染が起こる。Creutzfeldt-Jakob病はプリオン病で、免疫不全によって増える病気ではない。
【各選択肢の解説】
1. 末梢神経障害
❌ 誤り。正しくは、HIVそのものや抗HIV薬によって多発神経障害が生じる。
❌ 誤り。正しくは、HIVそのものや抗HIV薬によって多発神経障害が生じる。
2. 無菌性髄膜炎
❌ 誤り。正しくは、HIVの初感染期(急性HIV感染症)に無菌性髄膜炎が生じることがある。
❌ 誤り。正しくは、HIVの初感染期(急性HIV感染症)に無菌性髄膜炎が生じることがある。
3. Creutzfeldt-Jakob病
✅ 正しい(=生じにくい)。異常プリオン蛋白が脳に蓄積して起こる病気で、病原体が免疫低下に乗じて増える日和見感染ではないため、HIVによる免疫不全とは結びつかない。
✅ 正しい(=生じにくい)。異常プリオン蛋白が脳に蓄積して起こる病気で、病原体が免疫低下に乗じて増える日和見感染ではないため、HIVによる免疫不全とは結びつかない。
4. ニューモシスチス肺炎
❌ 誤り。正しくは、CD4数が低下すると生じやすい代表的な日和見感染で、AIDS指標疾患である。
❌ 誤り。正しくは、CD4数が低下すると生じやすい代表的な日和見感染で、AIDS指標疾患である。
5. 進行性多巣性白質脳症〈PML〉
❌ 誤り。正しくは、免疫不全でJCウイルスが再活性化して生じる脱髄性脳症で、AIDS指標疾患である。
❌ 誤り。正しくは、免疫不全でJCウイルスが再活性化して生じる脱髄性脳症で、AIDS指標疾患である。
【試験対策ポイント】
- HIVで起こる神経・肺の病気=HIV脳症・無菌性髄膜炎・末梢神経障害・PML・トキソプラズマ脳症・クリプトコッカス髄膜炎・ニューモシスチス肺炎
- 判断の軸=「免疫が落ちると増えるか」
- CJDはプリオン病=免疫状態と無関係
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