PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午前 第24問

生理学第57回午前

第57回 理学療法士国家試験 午前 第24問(生理学)の正答は 1・5 です。加齢で増えるものと減るものの向きを問う問題。

問題
加齢により増加するのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 血管抵抗 ✓
  2. 2. 除脂肪体重
  3. 3. 唾液分泌量
  4. 4. 予備呼気量
  5. 5. 炎症性サイトカイン ✓

正答:1・5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.2%標準

46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・5番 — 血管抵抗・炎症性サイトカイン

加齢で増えるものと減るものの向きを問う問題。動脈硬化で血管抵抗が上がり、慢性的な軽い炎症状態で炎症性サイトカインが増える。


【各選択肢の解説】

1. 血管抵抗
✅ 正しい。加齢で動脈壁が硬くなり弾性が低下するため、血管抵抗が増える。高齢者で収縮期血圧が上がりやすい理由の一つである。
2. 除脂肪体重
❌ 誤り。筋量が減るため除脂肪体重は減る。正しくは、除脂肪体重は減少し、体脂肪の割合が相対的に増える。
3. 唾液分泌量
❌ 誤り。正しくは、唾液腺の機能低下で唾液分泌量は減少し、口腔乾燥の一因となる。
4. 予備呼気量
❌ 誤り。正しくは、肺の弾性低下と呼吸筋力の低下で予備呼気量と肺活量は減少し、代わりに残気量が増える。
5. 炎症性サイトカイン
✅ 正しい。加齢に伴う慢性の軽い炎症状態で、IL-6やTNF-αなどの炎症性サイトカインが増える。筋量の減少(サルコペニア)にも関わるとされる。

【試験対策ポイント】

加齢で増える加齢で減る
血管抵抗・収縮期血圧除脂肪体重(筋量)
残気量肺活量・予備呼気量
炎症性サイトカイン唾液分泌量
体脂肪の割合最大心拍数

呼吸機能は「残気量(残気率・機能的残気量も)は増え、肺活量・予備呼気量は減る」と押さえると取り違えにくい。

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