PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午前 第30問

義肢装具学第57回午前

第57回 理学療法士国家試験 午前 第30問(義肢装具学)の正答は 3 です。下垂足は前脛骨筋などの背屈筋麻痺で足が下垂し、遊脚期につま先が引っかかる状態です。

問題
短下肢装具の足継手機能のうち背屈補助が適応となるのはどれか。
  1. 1. 足関節捻挫
  2. 2. 外反扁平足
  3. 3. 下垂足
  4. 4. 膝折れ
  5. 5. 踵 足

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 下垂足

下垂足は前脛骨筋などの背屈筋麻痺で足が下垂し、遊脚期につま先が引っかかる状態です。短下肢装具の背屈補助機能でつま先の引っかかり(つまずき)を防ぎます。


【各選択肢の解説】

1. 足関節捻挫
❌ 誤り。捻挫には内外反を制動する固定が適応で、背屈補助の対象ではありません。
2. 外反扁平足
❌ 誤り。外反扁平足には内側縦アーチを支える足底挿板・内反制動が適応です。
3. 下垂足
✅ 正しい。背屈筋麻痺による下垂足には背屈補助が適応で、遊脚期のつまずきを防ぎます。
4. 膝折れ
❌ 誤り。膝折れには底屈制動(足関節を背屈位で止め膝伸展を促す)や長下肢装具が適応です。
5. 踵足
❌ 誤り。踵足は足が背屈位に変形した状態で、むしろ背屈を制動・底屈補助する方向が必要です。

【試験対策ポイント】

短下肢装具の足継手機能を整理しましょう。背屈補助=下垂足(つまずき防止)、底屈制動=下垂足や膝折れ(踵接地時の急な足底接地を防ぐ)、背屈制動=反張膝の制御。下垂足には「背屈補助」と「底屈制動」の両方が関与する点に注意。腓骨神経麻痺=下垂足=背屈補助は定番の組合せです。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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