第57回 理学療法士国家試験 午前 第32問
整形外科学第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第32問(整形外科学)の正答は 5 です。骨折部位とそのそばを走る神経の対応を問う問題。
問題
上腕骨骨幹部骨折で最も合併しやすい神経障害はどれか。
- 1. 腋窩神経
- 2. 筋皮神経
- 3. 尺骨神経
- 4. 正中神経
- 5. 橈骨神経 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56%標準
50人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 橈骨神経
骨折部位とそのそばを走る神経の対応を問う問題。橈骨神経は上腕骨骨幹部の後面にある橈骨神経溝を骨に接して走るため、骨幹部骨折で最も障害されやすい。
【各選択肢の解説】
1. 腋窩神経
❌ 誤り。腋窩神経は上腕骨外科頸の後方を回る。正しくは、上腕骨外科頸骨折や肩関節脱臼で障害されやすい。
❌ 誤り。腋窩神経は上腕骨外科頸の後方を回る。正しくは、上腕骨外科頸骨折や肩関節脱臼で障害されやすい。
2. 筋皮神経
❌ 誤り。筋皮神経は烏口腕筋を貫き、上腕二頭筋と上腕筋の間を走るため骨に接していない。正しくは、上腕骨骨幹部骨折で障害されやすいのは橈骨神経である。
❌ 誤り。筋皮神経は烏口腕筋を貫き、上腕二頭筋と上腕筋の間を走るため骨に接していない。正しくは、上腕骨骨幹部骨折で障害されやすいのは橈骨神経である。
3. 尺骨神経
❌ 誤り。尺骨神経は肘で内側上顆の後ろ(肘部管)を通る。正しくは、内側上顆骨折や肘部管症候群で障害されやすい。
❌ 誤り。尺骨神経は肘で内側上顆の後ろ(肘部管)を通る。正しくは、内側上顆骨折や肘部管症候群で障害されやすい。
4. 正中神経
❌ 誤り。正しくは、正中神経は上腕骨顆上骨折や手根管症候群で障害されやすい。
❌ 誤り。正しくは、正中神経は上腕骨顆上骨折や手根管症候群で障害されやすい。
5. 橈骨神経
✅ 正しい。骨幹部の橈骨神経溝で骨に密着しているため、骨折の転位や整復で傷つきやすい。障害されると手関節と手指の伸展ができず、下垂手となる。
✅ 正しい。骨幹部の橈骨神経溝で骨に密着しているため、骨折の転位や整復で傷つきやすい。障害されると手関節と手指の伸展ができず、下垂手となる。
【試験対策ポイント】
| 骨折・病態 | 障害されやすい神経 | 特徴的な肢位 |
|---|---|---|
| 上腕骨外科頸骨折 | 腋窩神経 | 肩外転の低下 |
| 上腕骨骨幹部骨折 | 橈骨神経 | 下垂手 |
| 上腕骨顆上骨折 | 正中神経 | 猿手 |
| 内側上顆骨折・肘部管症候群 | 尺骨神経 | 鷲手(かぎ爪手) |
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