PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午前 第33問

理学療法評価学第57回午前
NIHSSで評価されるのはどれか。2つ選べ。 1. バランス障害 2. 深部腱反射 3. 意識障害 4. 顔面麻痺 5. 歩行速度
  1. 1. バランス障害
  2. 2. 深部腱反射
  3. 3. 意識障害 ✓
  4. 4. 顔面麻痺 ✓
  5. 5. 歩行速度

正答:3・4番

解説
正答:3番、4番 — 意識障害、顔面麻痺 NIHSs(National Institutes of Health Stroke Scale)は脳卒中患者の神経学的重症度を迅速に評価するスケールです。意識障害と顔面麻痺はNIHSSの主要な評価項目に含まれます。 --- 【各選択肢の解説】 1. バランス障害 ❌ 誤り。NIHSSではバランス障害は直接評価されません。バランスはBergバランススケールなど別のスケールで評価します。 2. 深部腱反射 ❌ 誤り。NIHSSは脳卒中急性期の機能評価に特化しており、反射検査は含まれません。反射は脊髄神経根病変評価に用いられます。 3. 意識障害 ✅ 正しい。NIHSSの第1項目「意識レベル(AVPU)」として、覚醒度と指向性が評価されます。 4. 顔面麻痺 ✅ 正しい。NIHSSの第4項目「顔面麻痺」として、左右対称性や程度が評価されます。脳卒中の典型的症状です。 5. 歩行速度 ❌ 誤り。歩行速度はNIHSSでは評価されません。歩行機能はTimed Up and Goテストなど別スケールで評価します。 --- 【試験対策ポイント】 • NIHSSは11項目の神経学的評価(意識・眼球運動・視野・顔面麻痺・上下肢筋力・小脳症状など)で構成 • 急性脳卒中のスコアリング・重症度判定・治療適応決定に使用 • 反射検査・バランス・歩行速度は含まれない(別スケール対象)
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