第57回 理学療法士国家試験 午前 第44問
神経疾患理学療法第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第44問(神経疾患理学療法)の正答は 4 です。第7頸髄節まで機能が残ると上腕三頭筋が働き、プッシュアップでの移乗や車椅子操作の多くが自立する。
問題
脊髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)患者で自立が最も困難なのはどれか。
- 1. 自動車の運転
- 2. 車椅子のキャスター上げ
- 3. 車椅子で5cmの段差昇降
- 4. 床面から車椅子への乗り移り ✓
- 5. ベッドから車椅子までの側方移乗
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.9%標準
51人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 床面から車椅子への乗り移り
第7頸髄節まで機能が残ると上腕三頭筋が働き、プッシュアップでの移乗や車椅子操作の多くが自立する。ただし手指の屈筋群は十分でなく、低い床から座面の高さまで体を持ち上げる床からの乗り移りが最も難しい。
【各選択肢の解説】
1. 自動車の運転
❌ 誤り。最も困難な動作ではない。正しくは、C7残存では手動運転装置を付けた自動車の運転が自立しうる。
❌ 誤り。最も困難な動作ではない。正しくは、C7残存では手動運転装置を付けた自動車の運転が自立しうる。
2. 車椅子のキャスター上げ
❌ 誤り。最も困難な動作ではない。正しくは、上腕三頭筋を含む上肢でハンドリムを操作でき、キャスター上げは練習で自立しうる。
❌ 誤り。最も困難な動作ではない。正しくは、上腕三頭筋を含む上肢でハンドリムを操作でき、キャスター上げは練習で自立しうる。
3. 車椅子で5cmの段差昇降
❌ 誤り。最も困難な動作ではない。正しくは、キャスター上げができれば5cm程度の段差昇降は自立しうる。
❌ 誤り。最も困難な動作ではない。正しくは、キャスター上げができれば5cm程度の段差昇降は自立しうる。
4. 床面から車椅子への乗り移り
✅ 正しい。床から座面までは高低差が大きく、手指の把持力が十分でない上肢だけで体幹と下肢を持ち上げる必要があるため、C7残存でも自立は最も困難である。
✅ 正しい。床から座面までは高低差が大きく、手指の把持力が十分でない上肢だけで体幹と下肢を持ち上げる必要があるため、C7残存でも自立は最も困難である。
5. ベッドから車椅子までの側方移乗
❌ 誤り。最も困難な動作ではない。正しくは、高さをそろえたベッドと車椅子の間の側方移乗は、プッシュアップで自立しうる。
❌ 誤り。最も困難な動作ではない。正しくは、高さをそろえたベッドと車椅子の間の側方移乗は、プッシュアップで自立しうる。
【試験対策ポイント】
| 残存髄節 | 新たに働く主な筋 | ADLの目安 |
|---|---|---|
| C6 | 橈側手根伸筋 | テノデーシス把持・平面での移乗を工夫して |
| C7 | 上腕三頭筋 | プッシュアップ・平面移乗・自動車運転 |
| C8 | 手指屈筋 | 把持が改善 |
- C7でも「床からの乗り移り」は残る難関
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