第57回 理学療法士国家試験 午前 第45問
内部障害理学療法第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第45問(内部障害理学療法)の正答は 2 です。Duchenne型筋ジストロフィーでは呼吸筋力が落ちて吸気量と咳の力が減る。
問題
Duchenne型筋ジストロフィーの呼吸管理について正しいのはどれか。
- 1. 非侵襲的陽圧換気療法〈NPPV〉の適応ではない。
- 2. 舌咽呼吸は強制的に吸気する最大量を得るのに有効である。 ✓
- 3. 咳最大流量〈cough peak flow〉は咳介助を行う目安にならない。
- 4. 呼吸管理の適応になる時期は機能障害度ステージⅣからである。
- 5. 排痰補助装置による咳介助は徒手による咳介助に優先して行われる。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.7%難問
49人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 舌咽呼吸は強制的に吸気する最大量を得るのに有効である。
Duchenne型筋ジストロフィーでは呼吸筋力が落ちて吸気量と咳の力が減る。舌咽呼吸は舌と咽頭で空気を何回も肺へ押し込む方法で、吸気筋の力だけで吸える量より多くの空気を肺に入れられる。
【各選択肢の解説】
1. 非侵襲的陽圧換気療法〈NPPV〉の適応ではない。
❌ 誤り。本症は適応がある。正しくは、呼吸不全が進んだ本症の換気補助はNPPVが第一選択である(日本神経学会 デュシェンヌ型筋ジストロフィー診療ガイドライン 2014)。
❌ 誤り。本症は適応がある。正しくは、呼吸不全が進んだ本症の換気補助はNPPVが第一選択である(日本神経学会 デュシェンヌ型筋ジストロフィー診療ガイドライン 2014)。
2. 舌咽呼吸は強制的に吸気する最大量を得るのに有効である。
✅ 正しい。空気を何回かに分けて飲み込むように肺へ送り込むため、最大強制吸気量を増やせる。吸気量が増えると咳の力も増す。
✅ 正しい。空気を何回かに分けて飲み込むように肺へ送り込むため、最大強制吸気量を増やせる。吸気量が増えると咳の力も増す。
3. 咳最大流量〈cough peak flow〉は咳介助を行う目安にならない。
❌ 誤り。目安になる。正しくは、咳最大流量(CPF)が270L/分を下回ると咳介助の導入を考える(同ガイドライン)。
❌ 誤り。目安になる。正しくは、咳最大流量(CPF)が270L/分を下回ると咳介助の導入を考える(同ガイドライン)。
4. 呼吸管理の適応になる時期は機能障害度ステージⅣからである。
❌ 誤り。呼吸管理の開始は機能障害度のステージで一律に決まらない。正しくは、肺活量・CPF・血液ガスなどの呼吸機能の評価で開始時期を判断する。
❌ 誤り。呼吸管理の開始は機能障害度のステージで一律に決まらない。正しくは、肺活量・CPF・血液ガスなどの呼吸機能の評価で開始時期を判断する。
5. 排痰補助装置による咳介助は徒手による咳介助に優先して行われる。
❌ 誤り。機械が先ではない。正しくは、まず徒手による咳介助を行い、それで十分な咳が得られないときに機械による咳介助(排痰補助装置)を用いる。
❌ 誤り。機械が先ではない。正しくは、まず徒手による咳介助を行い、それで十分な咳が得られないときに機械による咳介助(排痰補助装置)を用いる。
【試験対策ポイント】
- 換気補助=NPPVが第一選択
- 排痰=徒手の咳介助→不十分なら機械による咳介助
- CPF=咳介助を始める目安(270L/分未満)
- 舌咽呼吸・エアスタック=最大強制吸気量を増やす
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「生理学」第4章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)