PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午前 第46問

内部障害理学療法第57回午前

第57回 理学療法士国家試験 午前 第46問(内部障害理学療法)の正答は 3 です。運動療法の中止基準を問う問題です。

問題
運動療法を中止する状態として誤っているのはどれか。
  1. 1. 胸痛の出現
  2. 2. チアノーゼ
  3. 3. 単発性心室期外収縮
  4. 4. 喘鳴による呼吸困難感
  5. 5. 胸部不快感を伴う心室頻拍

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 単発性心室期外収縮

運動療法の中止基準を問う問題です。単発性(散発性)の心室期外収縮は健常者にもみられる比較的良性の所見で、ただちに運動を中止する状態には該当しません。


【各選択肢の解説】

1. 胸痛の出現
❌ 誤り(中止すべき)。胸痛は心筋虚血を示唆し、運動中止が必要です。
2. チアノーゼ
❌ 誤り(中止すべき)。チアノーゼは低酸素を示し運動中止の対象です。
3. 単発性心室期外収縮
✅ 正しい(中止しなくてよい)。散発性のPVCは良性で、中止基準には当たりません(本問の正答)。
4. 喘鳴による呼吸困難感
❌ 誤り(中止すべき)。喘鳴を伴う呼吸困難は運動中止の対象です。
5. 胸部不快感を伴う心室頻拍
❌ 誤り(中止すべき)。心室頻拍は致死的不整脈につながり即時中止です。

【試験対策ポイント】

運動の中止基準(Andersen-土肥の基準など)では、胸痛・強い呼吸困難・チアノーゼ・めまい・危険な不整脈(心室頻拍・多発性PVC・連発)・収縮期血圧の異常上昇/低下などで中止します。一方、単発(散発性)の心室期外収縮は中止不要。「単発か多発・連発か」で危険度が分かれる点が判定のカギです。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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