第57回 理学療法士国家試験 午前 第56問
解剖学第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第56問(解剖学)の正答は 1・5 です。心臓の弁・冠循環の基本を問う。
問題
心臓について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 右房室弁は三尖弁である。 ✓
- 2. 冠静脈洞は左心房に開口する。
- 3. 大動脈弁には腱索が付着する。
- 4. Valsalva洞は肺動脈の起始部に位置する。
- 5. 左冠動脈は心室中隔前方2/3に血液を送る。 ✓
正答:1・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.5%標準
61人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・5番 — 右房室弁は三尖弁である。・左冠動脈は心室中隔前方2/3に血液を送る。
心臓の弁・冠循環の基本を問う。右房室弁は三尖弁、心室中隔の前方2/3は左冠動脈の前下行枝が栄養する。
【各選択肢の解説】
1. 右房室弁は三尖弁である。
✅ 正しい。右心房と右心室の間の弁は3枚の弁尖からなる三尖弁で、左房室弁は2枚の僧帽弁である。
✅ 正しい。右心房と右心室の間の弁は3枚の弁尖からなる三尖弁で、左房室弁は2枚の僧帽弁である。
2. 冠静脈洞は左心房に開口する。
❌ 誤り。正しくは、冠静脈洞は心臓の静脈血を集めて右心房に開口する。
❌ 誤り。正しくは、冠静脈洞は心臓の静脈血を集めて右心房に開口する。
3. 大動脈弁には腱索が付着する。
❌ 誤り。正しくは、腱索は房室弁(三尖弁・僧帽弁)と乳頭筋を結ぶ。大動脈弁・肺動脈弁は半月弁で、腱索はない。
❌ 誤り。正しくは、腱索は房室弁(三尖弁・僧帽弁)と乳頭筋を結ぶ。大動脈弁・肺動脈弁は半月弁で、腱索はない。
4. Valsalva洞は肺動脈の起始部に位置する。
❌ 誤り。正しくは、Valsalva洞(大動脈洞)は大動脈の起始部にあり、左右の冠動脈がここから起こる。
❌ 誤り。正しくは、Valsalva洞(大動脈洞)は大動脈の起始部にあり、左右の冠動脈がここから起こる。
5. 左冠動脈は心室中隔前方2/3に血液を送る。
✅ 正しい。左冠動脈の前下行枝から中隔枝が出て前方2/3を栄養する。後方1/3は後下行枝が栄養し、後下行枝は多くの人で右冠動脈から出る。
✅ 正しい。左冠動脈の前下行枝から中隔枝が出て前方2/3を栄養する。後方1/3は後下行枝が栄養し、後下行枝は多くの人で右冠動脈から出る。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 正しい形 |
|---|---|
| 腱索 | 房室弁のみ(半月弁にはない) |
| 冠静脈洞の開口 | 右心房 |
| Valsalva洞 | 大動脈起始部(冠動脈の起始) |
| 心室中隔 | 前方2/3=左前下行枝・後方1/3=後下行枝 |
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