第57回 理学療法士国家試験 午前 第60問
解剖学第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第60問(解剖学)の正答は 2 です。写真は右手の手背で、母指が下側に写っている。
問題
右手背部の写真(別冊No. 6)を別に示す。矢印が示す腱はどれか。
- 1. 短母指伸筋腱
- 2. 長母指伸筋腱 ✓
- 3. 母指内転筋腱
- 4. 短母指外転筋腱
- 5. 長母指外転筋腱
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37.7%難問
61人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 長母指伸筋腱
写真は右手の手背で、母指が下側に写っている。矢印は母指の付け根の手関節寄りで、手関節から母指へ向かって手背面を斜めに走る腱の隆起を指している。手背面を斜めに走り、解剖学的嗅ぎタバコ入れの尺側縁をつくる腱は長母指伸筋腱である。
【各選択肢の解説】
1. 短母指伸筋腱
❌ 誤り。正しくは、短母指伸筋腱は長母指外転筋腱と並んで手関節の橈側縁を走り、嗅ぎタバコ入れの橈側縁をつくる。
❌ 誤り。正しくは、短母指伸筋腱は長母指外転筋腱と並んで手関節の橈側縁を走り、嗅ぎタバコ入れの橈側縁をつくる。
2. 長母指伸筋腱
✅ 正しい。長母指伸筋腱は橈骨背側のリスター結節を滑車にして向きを変え、手背を斜めに母指へ向かう。そのため手背面に浮き出る隆起になり、矢印の位置と合う。
✅ 正しい。長母指伸筋腱は橈骨背側のリスター結節を滑車にして向きを変え、手背を斜めに母指へ向かう。そのため手背面に浮き出る隆起になり、矢印の位置と合う。
3. 母指内転筋腱
❌ 誤り。正しくは、母指内転筋は手掌深部の手内筋で、母指基節骨の尺側に停止する。手背に浮き出る長い腱はない。
❌ 誤り。正しくは、母指内転筋は手掌深部の手内筋で、母指基節骨の尺側に停止する。手背に浮き出る長い腱はない。
4. 短母指外転筋腱
❌ 誤り。正しくは、短母指外転筋は母指球をつくる手掌側の手内筋で、手背に浮き出る長い腱はない。
❌ 誤り。正しくは、短母指外転筋は母指球をつくる手掌側の手内筋で、手背に浮き出る長い腱はない。
5. 長母指外転筋腱
❌ 誤り。正しくは、長母指外転筋腱は短母指伸筋腱とともに手関節の橈側縁を走り、第1中手骨底に停止する。手背面を斜めに走る腱ではない。
❌ 誤り。正しくは、長母指外転筋腱は短母指伸筋腱とともに手関節の橈側縁を走り、第1中手骨底に停止する。手背面を斜めに走る腱ではない。
【試験対策ポイント】
| 嗅ぎタバコ入れの縁 | 腱 |
|---|---|
| 尺側縁 | 長母指伸筋腱 |
| 橈側縁 | 短母指伸筋腱・長母指外転筋腱 |
- 底には舟状骨があり、橈骨動脈が通る
- 母指を伸展すると両側の縁の腱が浮き出る
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