第57回 理学療法士国家試験 午前 第70問
運動学第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第70問(運動学)の正答は 2 です。膝を約90°曲げた座位で、右の下腿が外旋している。
問題
右下肢の運動の様子を図に示す。関与する主な筋はどれか。
- 1. 膝窩筋
- 2. 大腿二頭筋 ✓
- 3. 薄筋
- 4. 半腱様筋
- 5. 縫工筋
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.4%標準
45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 大腿二頭筋
膝を約90°曲げた座位で、右の下腿が外旋している。膝屈曲位で下腿を外旋させる筋は、外側ハムストリングスの大腿二頭筋である。
【図の読み方】
正面から見た図なので、画像の左側にあるのが患者の右下肢である。右図では右足先が画像の左、つまり患者の外側へ向き、下腿に回旋の矢印が描かれている。大腿は座面で固定されているので、これは膝関節での下腿の外旋である。
【各選択肢の解説】
1. 膝窩筋
❌ 誤り。膝窩筋は外旋には働かない。正しくは、下腿を内旋させ、伸展位でロックされた膝を緩めて屈曲を始める筋である。
❌ 誤り。膝窩筋は外旋には働かない。正しくは、下腿を内旋させ、伸展位でロックされた膝を緩めて屈曲を始める筋である。
2. 大腿二頭筋(=正答)
✅ 正しい。大腿二頭筋は膝の外側を通って腓骨頭に停止するため、膝屈曲位で下腿を外側へ回す(外旋)。膝を曲げた座位では側副靱帯がゆるんで下腿が回旋できるようになり、この肢位で大腿二頭筋が外旋に働く。
✅ 正しい。大腿二頭筋は膝の外側を通って腓骨頭に停止するため、膝屈曲位で下腿を外側へ回す(外旋)。膝を曲げた座位では側副靱帯がゆるんで下腿が回旋できるようになり、この肢位で大腿二頭筋が外旋に働く。
3. 薄筋
❌ 誤り。薄筋は脛骨内側の鵞足に停止する。正しくは、股関節内転・膝屈曲とともに下腿の内旋に働く。
❌ 誤り。薄筋は脛骨内側の鵞足に停止する。正しくは、股関節内転・膝屈曲とともに下腿の内旋に働く。
4. 半腱様筋
❌ 誤り。半腱様筋は内側ハムストリングスで鵞足に停止する。正しくは、膝屈曲位で下腿を内旋させる。
❌ 誤り。半腱様筋は内側ハムストリングスで鵞足に停止する。正しくは、膝屈曲位で下腿を内旋させる。
5. 縫工筋
❌ 誤り。縫工筋も鵞足に停止する。正しくは、膝関節では屈曲と下腿の内旋に働く。
❌ 誤り。縫工筋も鵞足に停止する。正しくは、膝関節では屈曲と下腿の内旋に働く。
【試験対策ポイント】
| 下腿の回旋 | 筋 |
|---|---|
| 外旋 | 大腿二頭筋 |
| 内旋 | 半腱様筋・半膜様筋・薄筋・縫工筋・膝窩筋 |
停止が膝の外側(腓骨頭)なら外旋、内側(鵞足・脛骨内側)なら内旋。正面像は画像の左右と患者の左右が逆になる点に注意する。
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