第57回 理学療法士国家試験 午前 第71問
運動学第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第71問(運動学)の正答は 3・5 です。1つ選ぶ問題だが、3番・5番のどちらを選んでも正解とされた(厚生労働省)。
問題
手関節橈屈に作用する筋はどれか。
- 1. 長掌筋
- 2. 短母指屈筋
- 3. 長母指屈筋 ✓
- 4. 短母指外転筋
- 5. 長母指外転筋 ✓
正答:3・5番(いずれでも正解)
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.9%難問
49人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-10-06)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:3・5番 — 長母指屈筋・長母指外転筋
1つ選ぶ問題だが、3番・5番のどちらを選んでも正解とされた(厚生労働省)。手関節をまたぎ、手関節の橈側を通る筋は、主作用のほかに橈屈を補助する。
【各選択肢の解説】
1. 長掌筋
❌ 誤り。長掌筋は手関節の掌側中央を通り、橈屈・尺屈にはほとんど働かない。正しくは、手関節掌屈と手掌腱膜の緊張に働く。
❌ 誤り。長掌筋は手関節の掌側中央を通り、橈屈・尺屈にはほとんど働かない。正しくは、手関節掌屈と手掌腱膜の緊張に働く。
2. 短母指屈筋
❌ 誤り。短母指屈筋は母指球筋で、起始が屈筋支帯・手根骨にあり手関節をまたがない。正しくは、母指MP関節の屈曲に働く。
❌ 誤り。短母指屈筋は母指球筋で、起始が屈筋支帯・手根骨にあり手関節をまたがない。正しくは、母指MP関節の屈曲に働く。
3. 長母指屈筋(=正答)
✅ 正しい。前腕から手根管の橈側を通って母指末節骨に至るため、母指IP関節屈曲の主作用に加えて、手関節の掌屈・橈屈を補助する。
✅ 正しい。前腕から手根管の橈側を通って母指末節骨に至るため、母指IP関節屈曲の主作用に加えて、手関節の掌屈・橈屈を補助する。
4. 短母指外転筋
❌ 誤り。短母指外転筋は母指球筋で、手関節をまたがない。正しくは、母指の掌側外転に働く。
❌ 誤り。短母指外転筋は母指球筋で、手関節をまたがない。正しくは、母指の掌側外転に働く。
5. 長母指外転筋(=正答)
✅ 正しい。前腕背側から手関節の橈側を通って第1中手骨底に停止するため、母指の外転に加えて手関節の橈屈に働く。
✅ 正しい。前腕背側から手関節の橈側を通って第1中手骨底に停止するため、母指の外転に加えて手関節の橈屈に働く。
【試験対策ポイント】
| 筋 | |
|---|---|
| 橈屈の主動作筋 | 橈側手根屈筋・長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋 |
| 橈屈を補助 | 長母指外転筋・短母指伸筋 など橈側を通る長い筋 |
| 手関節をまたがない(手関節に作用しない) | 短母指屈筋・短母指外転筋などの母指球筋 |
「手関節をまたぐか」「橈側を通るか」の2段で判断する。
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