PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午前 第88問

整形外科学第57回午前

第57回 理学療法士国家試験 午前 第88問(整形外科学)の正答は 2 です。骨形成不全症はⅠ型コラーゲンの遺伝子異常による遺伝性疾患で、易骨折性・青色強膜・難聴が三徴である。

問題
骨形成不全症で正しいのはどれか。
  1. 1. 遺伝性疾患ではない。
  2. 2. 聴覚障害を合併する。 ✓
  3. 3. 四肢・体幹の変形は少ない。
  4. 4. 骨折の頻度は小児期より思春期で高い。
  5. 5. 出生1,000人あたり1〜2人の割合である。

正答:2番

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初回正答率 41%難問

39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 聴覚障害を合併する。

骨形成不全症はⅠ型コラーゲンの遺伝子異常による遺伝性疾患で、易骨折性・青色強膜・難聴が三徴である。骨だけでなくコラーゲンを含む組織の症状が出る点を問う問題である。


【各選択肢の解説】

1. 遺伝性疾患ではない。
❌ 誤り。正しくは、Ⅰ型コラーゲン遺伝子(COL1A1・COL1A2)の異常による遺伝性疾患で、常染色体優性遺伝が多い。
2. 聴覚障害を合併する。(=正答)
✅ 正しい。耳小骨の脆弱化や骨の異常で難聴を合併し、易骨折性・青色強膜とともに三徴に数えられる。
3. 四肢・体幹の変形は少ない。
❌ 誤り。正しくは、骨折をくり返し骨が弱いため、長管骨の弯曲変形・脊柱側弯・低身長などの変形が多い。
4. 骨折の頻度は小児期より思春期で高い。
❌ 誤り。正しくは、骨折は小児期に多く、思春期以降は減る傾向がある。
5. 出生1,000人あたり1〜2人の割合である。
❌ 誤り。頻度の桁が大きすぎる。正しくは、出生約1〜2万人に1人とされるまれな疾患である。

【試験対策ポイント】

  • 三徴:易骨折性・青色強膜・難聴(+歯の形成不全)
  • 原因:Ⅰ型コラーゲン異常、常染色体優性遺伝が多い
  • 骨折は小児期に多く、思春期以降に減る。変形(弯曲・側弯)を伴う
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