第57回 理学療法士国家試験 午前 第89問
整形外科学第57回午前
第57回 理学療法士国家試験 午前 第89問(整形外科学)の正答は 2・3 です。原発性骨粗鬆症は閉経後の女性や高齢者に多く、骨代謝の速い海綿骨から骨量が減る。
問題
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 男性に多い。
- 2. 海綿骨の減少を伴う。 ✓
- 3. 喫煙は危険因子である。 ✓
- 4. 低カルシウム血症を伴う。
- 5. 骨折好発部位は尺骨である。
正答:2・3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.9%標準
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・3番 — 海綿骨の減少を伴う。・喫煙は危険因子である。
原発性骨粗鬆症は閉経後の女性や高齢者に多く、骨代謝の速い海綿骨から骨量が減る。血清カルシウムは正常で、骨折は椎体・大腿骨近位部・橈骨遠位端・上腕骨近位部に多い。
【各選択肢の解説】
1. 男性に多い。
❌ 誤り。正しくは、閉経でエストロゲンが減ると骨吸収が進むため、女性に多い。
❌ 誤り。正しくは、閉経でエストロゲンが減ると骨吸収が進むため、女性に多い。
2. 海綿骨の減少を伴う。(=正答)
✅ 正しい。海綿骨は表面積が広く骨の代謝回転が速いため、骨吸収が骨形成を上回ると先に減る。海綿骨の多い椎体で圧迫骨折が起こりやすいのはこのためである。
✅ 正しい。海綿骨は表面積が広く骨の代謝回転が速いため、骨吸収が骨形成を上回ると先に減る。海綿骨の多い椎体で圧迫骨折が起こりやすいのはこのためである。
3. 喫煙は危険因子である。(=正答)
✅ 正しい。喫煙は骨密度に関係なく骨折リスクを高める危険因子として扱われている(骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版)。
✅ 正しい。喫煙は骨密度に関係なく骨折リスクを高める危険因子として扱われている(骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版)。
4. 低カルシウム血症を伴う。
❌ 誤り。正しくは、原発性骨粗鬆症では血清カルシウム・リンは基準範囲内である。異常があれば骨軟化症や副甲状腺の病気など、続発性の原因を疑う。
❌ 誤り。正しくは、原発性骨粗鬆症では血清カルシウム・リンは基準範囲内である。異常があれば骨軟化症や副甲状腺の病気など、続発性の原因を疑う。
5. 骨折好発部位は尺骨である。
❌ 誤り。前腕では尺骨でなく橈骨の遠位端に多い。正しくは、好発部位は椎体・大腿骨近位部・橈骨遠位端・上腕骨近位部である。
❌ 誤り。前腕では尺骨でなく橈骨の遠位端に多い。正しくは、好発部位は椎体・大腿骨近位部・橈骨遠位端・上腕骨近位部である。
【試験対策ポイント】
- 原発性骨粗鬆症:女性に多い・海綿骨から減る・血清Ca正常
- 骨折の4つの好発部位:椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位部
- 危険因子:喫煙、過度の飲酒、低体重、ステロイド使用、骨折の既往など
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