第57回 理学療法士国家試験 午後 第11問
内部障害理学療法第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第11問(内部障害理学療法)の正答は 5 です。記録速度25mm/sなので、太い目盛1つ(5mm)=0.2秒。
問題
治療前後の心電図(別冊No. 1)を別に示す。治療の作用として正しいのはどれか。
- 1. 不応期の短縮
- 2. 心収縮力の増強
- 3. 房室間の伝導の抑制
- 4. 洞房結節の脱分極促通
- 5. 心室筋の活動電位持続時間の延長 ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.5%標準
53人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 心室筋の活動電位持続時間の延長
記録速度25mm/sなので、太い目盛1つ(5mm)=0.2秒。治療前後で次の値を読む。
- RR間隔:約0.6秒→約0.8秒=心拍数 60÷0.6=約100/分 → 60÷0.8=約75/分
- QT時間:約0.35秒→約0.5秒(延長)
- PR時間:約0.11秒のまま、ほぼ変わらない
【各選択肢の解説】
1. 不応期の短縮
❌ 誤り。QT時間が延びており、向きが逆である。正しくは、活動電位持続時間が延びれば不応期も延長する。
❌ 誤り。QT時間が延びており、向きが逆である。正しくは、活動電位持続時間が延びれば不応期も延長する。
2. 心収縮力の増強
❌ 誤り。収縮力は心電図の波形からは読み取れない。正しくは、この心電図で読めるのは心拍数の低下とQT時間の延長である。
❌ 誤り。収縮力は心電図の波形からは読み取れない。正しくは、この心電図で読めるのは心拍数の低下とQT時間の延長である。
3. 房室間の伝導の抑制
❌ 誤り。房室伝導の抑制はPR時間の延長として現れるが、PR時間は約0.11秒で治療前後ほぼ変わらない。正しくは、変化しているのはQT時間である。
❌ 誤り。房室伝導の抑制はPR時間の延長として現れるが、PR時間は約0.11秒で治療前後ほぼ変わらない。正しくは、変化しているのはQT時間である。
4. 洞房結節の脱分極促通
❌ 誤り。洞房結節の脱分極が促されれば心拍数は上がるが、約100/分から約75/分へ下がっている。正しくは、心拍数は低下している。
❌ 誤り。洞房結節の脱分極が促されれば心拍数は上がるが、約100/分から約75/分へ下がっている。正しくは、心拍数は低下している。
5. 心室筋の活動電位持続時間の延長
✅ 正しい。QT時間(補正後のQTcも)が延びている。QT時間は心室の脱分極から再分極までの時間で、活動電位持続時間を反映する。
✅ 正しい。QT時間(補正後のQTcも)が延びている。QT時間は心室の脱分極から再分極までの時間で、活動電位持続時間を反映する。
【試験対策ポイント】
| 心電図の指標 | 反映するもの |
|---|---|
| RR間隔 | 心拍数(60÷RR) |
| PR時間 | 房室伝導 |
| QRS幅 | 心室内伝導 |
| QT時間 | 心室筋の活動電位持続時間 |
- 25mm/sで細い目盛1つ=0.04秒、太い目盛1つ=0.2秒
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