PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午後 第24問

運動療法第57回午後

第57回 理学療法士国家試験 午後 第24問(運動療法)の正答は 2・4 です。バランス練習は、感覚情報を減らす・支持基底面を狭くする・重心を高くする・重心移動を大きくする・別の課題を加えるほど難しくなる。

問題
バランス練習の難度を高める方法として正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 重心が低い姿勢で練習を行う。
  2. 2. 開眼で行っていた練習を閉眼で行う。 ✓
  3. 3. 支持基底面を広くして姿勢保持練習を行う。
  4. 4. 立位保持練習時にボール投げの動作を行う。 ✓
  5. 5. 一定の支持基底面内の重心移動を小さくする。

正答:2・4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 85.3%やさしい

34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2・4番 — 開眼で行っていた練習を閉眼で行う。・立位保持練習時にボール投げの動作を行う。

バランス練習は、感覚情報を減らす・支持基底面を狭くする・重心を高くする・重心移動を大きくする・別の課題を加えるほど難しくなる。閉眼は視覚を除き、ボール投げは重心移動と課題の付加になる。


【各選択肢の解説】

1. 重心が低い姿勢で練習を行う。
❌ 誤り。重心が低いほど姿勢は安定し、難度は下がる。正しくは重心を高い姿勢にすると難度が上がる。
2. 開眼で行っていた練習を閉眼で行う。
✅ 正しい。視覚情報がなくなると体性感覚と前庭感覚だけで姿勢を保つ必要があり、保持が難しくなる。
3. 支持基底面を広くして姿勢保持練習を行う。
❌ 誤り。支持基底面が広いほど安定し、難度は下がる。正しくは支持基底面を狭くすると難度が上がる。
4. 立位保持練習時にボール投げの動作を行う。
✅ 正しい。投げる動作で重心が動き、さらに姿勢保持と別の課題を同時に行う(二重課題)ため、保持の難度が上がる。
5. 一定の支持基底面内の重心移動を小さくする。
❌ 誤り。重心移動が小さいほど安定域の中に収まり、難度は下がる。正しくは重心移動を大きくすると難度が上がる。

【試験対策ポイント】

操作難しくする易しくする
支持基底面狭く広く
重心の高さ高く低く
重心移動大きく小さく
感覚閉眼・柔らかい支持面開眼・硬い支持面
課題二重課題を加える単一課題
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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