第57回 理学療法士国家試験 午後 第25問
運動療法第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第25問(運動療法)の正答は 1・3 です。開放性運動連鎖(OKC)は、遠位部(足部)が固定されず自由に動く運動である。
問題
開放性運動連鎖による運動はどれか。2つ選べ。
- 1. 端座位で膝を伸展する運動 ✓
- 2. 不安定板による立位保持運動
- 3. 背臥位で SLR〈下肢伸展挙上〉運動 ✓
- 4. 背臥位で足底を壁に接触させて押す運動
- 5. 立位でチューブの抵抗に対して膝を伸展する運動
正答:1・3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 78.8%やさしい
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・3番 — 端座位で膝を伸展する運動・背臥位で SLR〈下肢伸展挙上〉運動
開放性運動連鎖(OKC)は、遠位部(足部)が固定されず自由に動く運動である。端座位の膝伸展と背臥位の SLR は足部が空中にあり、どちらも OKC である。
【各選択肢の解説】
1. 端座位で膝を伸展する運動
✅ 正しい。足部が床から離れて自由に動き、膝関節だけが動く。遠位が固定されないので OKC である。
✅ 正しい。足部が床から離れて自由に動き、膝関節だけが動く。遠位が固定されないので OKC である。
2. 不安定板による立位保持運動
❌ 誤り。足部が板の上に接地し体重がかかる。正しくは遠位が支持面に接して荷重する閉鎖性運動連鎖(CKC)である。
❌ 誤り。足部が板の上に接地し体重がかかる。正しくは遠位が支持面に接して荷重する閉鎖性運動連鎖(CKC)である。
3. 背臥位で SLR〈下肢伸展挙上〉運動
✅ 正しい。下肢を空中に持ち上げ、足部はどこにも接していない。遠位が自由なので OKC である。
✅ 正しい。下肢を空中に持ち上げ、足部はどこにも接していない。遠位が自由なので OKC である。
4. 背臥位で足底を壁に接触させて押す運動
❌ 誤り。足底が壁に当たって固定され、壁を押す力で下肢の複数の関節が連動する。正しくは CKC である。
❌ 誤り。足底が壁に当たって固定され、壁を押す力で下肢の複数の関節が連動する。正しくは CKC である。
5. 立位でチューブの抵抗に対して膝を伸展する運動
❌ 誤り。足部が床に接地し荷重した状態で膝を伸ばす。正しくは CKC である。
❌ 誤り。足部が床に接地し荷重した状態で膝を伸ばす。正しくは CKC である。
【試験対策ポイント】
| OKC(開放性) | CKC(閉鎖性) | |
|---|---|---|
| 遠位部 | 自由に動く | 床・壁などに固定 |
| 動く関節 | 単関節が中心 | 複数関節が連動 |
| 例 | 座位膝伸展・SLR | スクワット・壁押し・立位での運動 |
- 見分け方は「足(手)が何かに接して固定されているか」
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