第57回 理学療法士国家試験 午後 第31問
整形外科学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第31問(整形外科学)の正答は 2・3・5 です。変形性膝関節症は中高年の女性に多く、明らかな原因のない一次性が大半を占める。
問題
変形性膝関節症で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 男性に好発する。
- 2. 一次性の頻度が高い。 ✓
- 3. 起立動作時の痛みが強い。 ✓
- 4. 膝外反変形を生じやすい。
- 5. エックス線写真で骨硬化像がみられる。 ✓
正答:2と3/2と5/3と5 のいずれか
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 71.4%やさしい
42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・3番/2・5番/3・5番のいずれも正解 — 一次性の頻度が高い。・起立動作時の痛みが強い。・エックス線写真で骨硬化像がみられる。
変形性膝関節症は中高年の女性に多く、明らかな原因のない一次性が大半を占める。立ち上がりや歩き始めなど動作開始時の痛みが特徴で、エックス線では関節裂隙の狭小化・骨棘・軟骨下骨の硬化がみられる。2・3・5のうち2つを選べば正解となる。
【各選択肢の解説】
1. 男性に好発する。
❌ 誤り。男性より女性に多い。正しくは中高年の女性に好発し、肥満も危険因子である。
❌ 誤り。男性より女性に多い。正しくは中高年の女性に好発し、肥満も危険因子である。
2. 一次性の頻度が高い。
✅ 正しい。外傷や先行疾患のない、加齢などを背景とした一次性が大部分を占める。
✅ 正しい。外傷や先行疾患のない、加齢などを背景とした一次性が大部分を占める。
3. 起立動作時の痛みが強い。
✅ 正しい。荷重が急にかかる立ち上がり・歩き始め・階段昇降で痛みが強くなる。
✅ 正しい。荷重が急にかかる立ち上がり・歩き始め・階段昇降で痛みが強くなる。
4. 膝外反変形を生じやすい。
❌ 誤り。日本人では内側の関節面が傷みやすい。正しくは内反変形(O脚)を生じやすい。
❌ 誤り。日本人では内側の関節面が傷みやすい。正しくは内反変形(O脚)を生じやすい。
5. エックス線写真で骨硬化像がみられる。
✅ 正しい。軟骨がすり減り荷重が骨に直接かかるため、軟骨下骨が硬化して白く写る。
✅ 正しい。軟骨がすり減り荷重が骨に直接かかるため、軟骨下骨が硬化して白く写る。
【試験対策ポイント】
- エックス線所見=関節裂隙狭小化・骨棘形成・軟骨下骨硬化・骨嚢胞
- 日本人は内側型・内反(O脚)変形が多い
- 疼痛は動作開始時・荷重時に強い
- 理学療法の基本=大腿四頭筋の強化・体重管理・外側楔状足底板
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