PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午後 第32問

理学療法評価学第57回午後

第57回 理学療法士国家試験 午後 第32問(理学療法評価学)の正答は 3 です。SIAS(脳卒中機能障害評価法)は脳卒中の機能障害を総合的に評価する尺度で、麻痺側運動機能・筋緊張・感覚・関節可動域・疼痛・体幹機能・視空間認知・言語に加え、健側機能(非麻痺側筋力・握力)を含むのが特徴です。

問題
SIASに含まれるのはどれか。
  1. 1. 意識レベル
  2. 2. 痛覚
  3. 3. 非麻痺側筋力
  4. 4. 病的反射
  5. 5. 麻痺側筋力

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 非麻痺側筋力

SIAS(脳卒中機能障害評価法)は脳卒中の機能障害を総合的に評価する尺度で、麻痺側運動機能・筋緊張・感覚・関節可動域・疼痛・体幹機能・視空間認知・言語に加え、健側機能(非麻痺側筋力・握力)を含むのが特徴です。


【各選択肢の解説】

1. 意識レベル
❌ 誤り。意識レベルはSIASの評価項目に含まれません(JCS・GCSで評価)。
2. 痛覚
❌ 誤り。SIASの感覚項目は触覚・位置覚を評価し、痛覚は含みません。
3. 非麻痺側筋力
✅ 正しい。SIASは健側機能として非麻痺側の大腿四頭筋筋力や握力を評価します。
4. 病的反射
❌ 誤り。病的反射(Babinski反射など)はSIASの項目に含まれません。
5. 麻痺側筋力
❌ 誤り。SIASは麻痺側を「運動機能(共同運動・分離運動)」で評価し、いわゆる筋力(MMT)として測定する項目ではありません。

【試験対策ポイント】

SIASは運動機能・筋緊張・感覚・ROM・疼痛・体幹・視空間・言語+健側機能の9側面22項目。麻痺側は「運動機能」、健側は「非麻痺側筋力」で評価する区別がポイント。意識・病的反射を含まないことがよく問われます。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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