第57回 理学療法士国家試験 午後 第36問
生理学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第36問(生理学)の正答は 3・4 です。全身持久力トレーニングでは、心臓のポンプ機能と筋の酸素利用能力がともに高まる。
問題
全身持久力トレーニングの効果で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 最大心拍出量は減少する。
- 2. 末梢血管抵抗は増加する。
- 3. 最大酸素摂取量は増加する。 ✓
- 4. 同じ運動強度での換気量は減少する。 ✓
- 5. 嫌気性代謝閾値が出現する運動強度が低下する。
正答:3・4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.1%標準
45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3・4番 — 最大酸素摂取量は増加する。・同じ運動強度での換気量は減少する。
全身持久力トレーニングでは、心臓のポンプ機能と筋の酸素利用能力がともに高まる。その結果最大酸素摂取量が増え、同じ強さの運動をより少ない換気・心拍数でこなせるようになる。
【各選択肢の解説】
1. 最大心拍出量は減少する。
❌ 誤り。トレーニングで1回拍出量が増える。正しくは最大心拍出量は増加する。
❌ 誤り。トレーニングで1回拍出量が増える。正しくは最大心拍出量は増加する。
2. 末梢血管抵抗は増加する。
❌ 誤り。活動筋の毛細血管が増え、血管が拡張しやすくなる。正しくは末梢血管抵抗は低下する。
❌ 誤り。活動筋の毛細血管が増え、血管が拡張しやすくなる。正しくは末梢血管抵抗は低下する。
3. 最大酸素摂取量は増加する。
✅ 正しい。最大心拍出量の増加(運ぶ側)と、筋の毛細血管・ミトコンドリアの増加(使う側)の両方で、取り込める酸素の上限が上がる。
✅ 正しい。最大心拍出量の増加(運ぶ側)と、筋の毛細血管・ミトコンドリアの増加(使う側)の両方で、取り込める酸素の上限が上がる。
4. 同じ運動強度での換気量は減少する。
✅ 正しい。筋が有酸素的にエネルギーを作れるようになると、同じ強度での乳酸の産生と二酸化炭素の排出が減り、換気量も少なくて済む。
✅ 正しい。筋が有酸素的にエネルギーを作れるようになると、同じ強度での乳酸の産生と二酸化炭素の排出が減り、換気量も少なくて済む。
5. 嫌気性代謝閾値が出現する運動強度が低下する。
❌ 誤り。有酸素能力が高まると無酸素性代謝に頼り始める点が遅くなる。正しくは嫌気性代謝閾値はより高い運動強度で出現する(上昇する)。
❌ 誤り。有酸素能力が高まると無酸素性代謝に頼り始める点が遅くなる。正しくは嫌気性代謝閾値はより高い運動強度で出現する(上昇する)。
【試験対策ポイント】
| 指標 | トレーニング後 |
|---|---|
| 最大酸素摂取量 | 増加 |
| 1回拍出量・最大心拍出量 | 増加 |
| 安静時・同一強度の心拍数 | 低下 |
| 同一強度の換気量 | 低下 |
| 嫌気性代謝閾値 | 高い強度へ |
| 末梢血管抵抗 | 低下 |
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