第57回 理学療法士国家試験 午後 第37問
理学療法評価学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第37問(理学療法評価学)の正答は 2 です。嚥下造影検査(VF)は、造影剤を含む検査食を飲ませてエックス線透視で口腔から食道までを動画で観察する。
問題
嚥下反射が惹起された瞬間の食物の流れを観察できる検査法はどれか。
- 1. 食物テスト
- 2. 嚥下造影検査 ✓
- 3. 嚥下内視鏡検査
- 4. 改訂水飲みテスト
- 5. 反復唾液嚥下テスト
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 77.8%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 嚥下造影検査
嚥下造影検査(VF)は、造影剤を含む検査食を飲ませてエックス線透視で口腔から食道までを動画で観察する。嚥下反射が起こる瞬間の食塊の流れ・誤嚥・残留をそのまま見ることができる。
【各選択肢の解説】
1. 食物テスト
❌ 誤り。プリンなどを食べさせ、嚥下の有無・むせ・呼吸・口腔内の残留をみるスクリーニングである。正しくは外から観察するだけで、食物の流れは見えない。
❌ 誤り。プリンなどを食べさせ、嚥下の有無・むせ・呼吸・口腔内の残留をみるスクリーニングである。正しくは外から観察するだけで、食物の流れは見えない。
2. 嚥下造影検査
✅ 正しい。エックス線は骨や軟部組織を通して造影剤の位置を写すため、咽頭が閉じる嚥下の瞬間も食塊の動きを追える。
✅ 正しい。エックス線は骨や軟部組織を通して造影剤の位置を写すため、咽頭が閉じる嚥下の瞬間も食塊の動きを追える。
3. 嚥下内視鏡検査
❌ 誤り。鼻から入れた内視鏡で咽頭・喉頭を直接見るが、嚥下の瞬間は咽頭が収縮してレンズがふさがれ、画面が白くなる(ホワイトアウト)。正しくは嚥下の前後の残留や誤嚥の痕跡はみえるが、反射の瞬間の流れは見えない。
❌ 誤り。鼻から入れた内視鏡で咽頭・喉頭を直接見るが、嚥下の瞬間は咽頭が収縮してレンズがふさがれ、画面が白くなる(ホワイトアウト)。正しくは嚥下の前後の残留や誤嚥の痕跡はみえるが、反射の瞬間の流れは見えない。
4. 改訂水飲みテスト
❌ 誤り。冷水3mLを飲ませ、嚥下・むせ・呼吸の変化をみるスクリーニングである。正しくは食物の流れは見えない。
❌ 誤り。冷水3mLを飲ませ、嚥下・むせ・呼吸の変化をみるスクリーニングである。正しくは食物の流れは見えない。
5. 反復唾液嚥下テスト
❌ 誤り。30秒間に空嚥下が何回できるかを喉頭の触診で数えるスクリーニングである。正しくは食物を使わず、流れは観察できない。
❌ 誤り。30秒間に空嚥下が何回できるかを喉頭の触診で数えるスクリーニングである。正しくは食物を使わず、流れは観察できない。
【試験対策ポイント】
| 検査 | 方法 | 嚥下の瞬間 |
|---|---|---|
| VF(嚥下造影) | エックス線透視 | 見える |
| VE(嚥下内視鏡) | 経鼻内視鏡・ベッドサイド可 | 見えない(ホワイトアウト) |
| RSST・MWST・食物テスト | 外からの観察 | 見えない |
- RSST は30秒間に3回未満で嚥下障害を疑う
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