第57回 理学療法士国家試験 午後 第64問
生理学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第64問(生理学)の正答は 3 です。過換気でCO₂が過剰に排出されると血中の炭酸(H₂CO₃)が減少し、pHが上昇して呼吸性アルカローシスになります。
問題
酸塩基平衡で正しいのはどれか。
- 1. 正常の動脈血のpHは6.4である。
- 2. 嘔吐では代謝性アシドーシスになる。
- 3. 過換気では呼吸性アルカローシスになる。 ✓
- 4. 呼吸性アルカローシスでは尿は酸性になる。
- 5. 代謝性アルカローシスではKussmaul呼吸がみられる。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.4%参考値
11人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 過換気では呼吸性アルカローシスになる。
過換気でCO₂が過剰に排出されると血中の炭酸(H₂CO₃)が減少し、pHが上昇して呼吸性アルカローシスになります。
【各選択肢の解説】
1. 正常の動脈血のpHは6.4である。
❌ 誤り。正常動脈血pHは7.35〜7.45(約7.4)です。6.4は重度アシドーシスで生存困難です。
❌ 誤り。正常動脈血pHは7.35〜7.45(約7.4)です。6.4は重度アシドーシスで生存困難です。
2. 嘔吐では代謝性アシドーシスになる。
❌ 誤り。嘔吐で胃酸(H⁺)を喪失するため代謝性アルカローシスになります。
❌ 誤り。嘔吐で胃酸(H⁺)を喪失するため代謝性アルカローシスになります。
3. 過換気では呼吸性アルカローシスになる。
✅ 正しい。CO₂排出増加でpHが上昇します。
✅ 正しい。CO₂排出増加でpHが上昇します。
4. 呼吸性アルカローシスでは尿は酸性になる。
❌ 誤り。アルカローシスでは腎がHCO₃⁻を排出し、尿はアルカリ性に傾いて代償します。
❌ 誤り。アルカローシスでは腎がHCO₃⁻を排出し、尿はアルカリ性に傾いて代償します。
5. 代謝性アルカローシスではKussmaul呼吸がみられる。
❌ 誤り。Kussmaul呼吸(深く大きい呼吸)は代謝性アシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシス等)で呼吸性に代償する際に見られます。
❌ 誤り。Kussmaul呼吸(深く大きい呼吸)は代謝性アシドーシス(糖尿病性ケトアシドーシス等)で呼吸性に代償する際に見られます。
【試験対策ポイント】
酸塩基平衡は呼吸性=CO₂(過換気でアルカローシス・低換気でアシドーシス)、代謝性=HCO₃⁻やH⁺(嘔吐でアルカローシス・下痢や腎不全でアシドーシス)の枠で整理。正常pH7.4は必ず暗記。Kussmaul呼吸=代謝性アシドーシスの代償も頻出です。
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