PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第57回 理学療法士国家試験 午後 第73問

運動学第57回午後

第57回 理学療法士国家試験 午後 第73問(運動学)の正答は 3 です。関節可動域測定で股外転・内転の移動軸は大腿中央線(上前腸骨棘から膝蓋骨中心を結ぶ線)です。

問題
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動方向と移動軸の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 股屈曲 ———— 下腿中央線
  2. 2. 股内旋 ———— 大腿骨
  3. 3. 股外転 ———— 大腿中央線
  4. 4. 膝屈曲 ———— 腓骨
  5. 5. 足底屈 ———— 第1中足骨

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 40%参考値

10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 股外転 ─ 大腿中央線

関節可動域測定で股外転・内転の移動軸は大腿中央線(上前腸骨棘から膝蓋骨中心を結ぶ線)です。基本軸は両側の上前腸骨棘を結ぶ線です。


【各選択肢の解説】

1. 股屈曲 ─ 下腿中央線
❌ 誤り。股屈曲・伸展の移動軸は大腿骨(大転子と大腿骨外側顆を結ぶ線)です。
2. 股内旋 ─ 大腿骨
❌ 誤り。股内旋・外旋の移動軸は下腿中央線(膝蓋骨中心から足関節内外果中央を結ぶ線)です。
3. 股外転 ─ 大腿中央線
✅ 正しい。股外転・内転の移動軸は大腿中央線です。
4. 膝屈曲 ─ 腓骨

⚠️ 日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会基準では、膝屈曲・伸展の移動軸は腓骨(腓骨頭と外果を結ぶ線)であり、この組合せ自体は正しい。本サイトに収録した文面のままでは正答が2つ成立してしまう(原本の選択肢表記と食い違っている可能性がある)。公式正答は3なので、試験では「股外転─大腿中央線」を採る。

5. 足底屈 ─ 第1中足骨
❌ 誤り。足背屈・底屈の移動軸は第5中足骨です。第1中足骨ではありません。

【試験対策ポイント】

ROM測定の基本軸・移動軸は丸暗記が必要です。股外転=移動軸「大腿中央線」、股屈曲=「大腿骨」、股内外旋=「下腿中央線」、足背底屈=「第5中足骨」。特に「中央線」と「骨そのもの」を取り違えやすいので、運動方向ごとに正確に対応づけましょう。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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