第57回 理学療法士国家試験 午後 第74問
運動学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第74問(運動学)の正答は 1 です。正常歩行で足関節は1歩行周期に背屈・底屈の山が2回ずつ現れます(踵接地後の底屈、立脚中期の背屈、踵離地の底屈、遊脚期の背屈)。
問題
正常歩行について正しいのはどれか。
- 1. 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。 ✓
- 2. 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。
- 3. 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。
- 4. 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。
- 5. 高齢者では歩行比が大きくなる。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 43.8%参考値
16人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。
正常歩行で足関節は1歩行周期に背屈・底屈の山が2回ずつ現れます(踵接地後の底屈、立脚中期の背屈、踵離地の底屈、遊脚期の背屈)。
【各選択肢の解説】
1. 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。
✅ 正しい。立脚相と遊脚相で背屈・底屈が2回ずつ生じます。
✅ 正しい。立脚相と遊脚相で背屈・底屈が2回ずつ生じます。
2. 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。
❌ 誤り。股関節は1歩行周期に屈曲→伸展→屈曲と、屈曲・伸展が各1回ずつ生じます。
❌ 誤り。股関節は1歩行周期に屈曲→伸展→屈曲と、屈曲・伸展が各1回ずつ生じます。
3. 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。
❌ 誤り。膝は荷重応答期の軽度屈曲と遊脚期の屈曲で、屈曲が2回生じます(二重膝作用)。
❌ 誤り。膝は荷重応答期の軽度屈曲と遊脚期の屈曲で、屈曲が2回生じます(二重膝作用)。
4. 立脚相と遊脚相の割合は7:3である。
❌ 誤り。正常では立脚相約60%・遊脚相約40%で、約6:4です。
❌ 誤り。正常では立脚相約60%・遊脚相約40%で、約6:4です。
5. 高齢者では歩行比が大きくなる。
❌ 誤り。歩行比(歩幅/歩行率)は高齢者で歩幅減少により小さくなる傾向です。
❌ 誤り。歩行比(歩幅/歩行率)は高齢者で歩幅減少により小さくなる傾向です。
【試験対策ポイント】
歩行周期は立脚相60%・遊脚相40%が基本数値。膝の屈曲が2回(二重膝作用)、足関節も背底屈が2回ずつ生じる点が頻出です。高齢者は歩幅減少・歩行率低下・歩行速度低下が特徴で、安定性重視の歩容になることを押さえましょう。
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